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Re: エリノア・オストロム

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/10/20 08:48 投稿番号: [38854 / 62227]
>>今回の、コイヘルペスウイルス「特定疾病」指定と移動禁止=実質上の禁漁
>相手にされてない話を勝手に続けんなよ。
>伝染病による養殖の制限が、天然資源の資源大幅減少に対する「全面禁漁」
>という資源管理の例になんかならんよ。

オッさんもわかりやすいなあw

[デブで胴長、ミンク鯨Oストック]2009/ 9/29 21:21 No.38338
のときもそうだったけど、水産庁とそのOB、取り巻きグループに
決定的にまずい事に関しては完全スルーを決め込むのね。
(Msg   No.38338というのは日本周辺ミンククジラOストック
118頭とJストック2頭の寸法測って、両者の間に形態上の有意差
があるという、トンデモ説を出しちゃった問題の指摘だよ)

ここ数日テーマになってるのは、今年のノーベル経済学賞、オストロム
の自然資源管理の話だ。著書の日本語訳も出てないし、手際の良い
紹介もされてないようなので、少しずつ断片的にアプローチしてます。

それで今までのところ、だいたい大まかに共通認識として確認できる
のは、オストロムの基本理論が囚人のジレンマとかで知られてる
ゲームの理論を骨格にしてるということね。

天然資源や共通水面などに、すべての利害関心のある人々が自由
アクセスできるということになると、たいていの場合「囚人の
ジレンマ」状態に陥って、全体として損をしてたり、資源を
枯渇させることになるという出発点の問題(ゲーム1)。

これを回避しようと考えて、いちばん頭が固くて権力の好きな
人たちが考える事が国家統制だ(ゲーム2)。

この国家がほんとうに賢くて正しい統治を行うならば(ゲーム2)
の成果は(ゲーム1)よりマシなんだが、「不完全情報」という
上品な言い方で言われている「官僚の人工無能現象」が起ると、
パラメータの数値次第で成果は最悪となる(ゲーム3、ゲーム4)。

こういう状況を理論化して1970年代ごろからさかんに言われ
だしたのが完全民営化路線ね。共有資産をすべて私有財産、
民間企業所有にして、それぞれに最適管理をまかせるという、
おなじみのネオリベ、ネオコン路線だ。ただし水産に関しては
これは不可能だ(CWクラーク、1980年、Restricted Access to
Common-Property Fishery Resources. p.117をオストロムは
参照先にしている。)

そこで再度注目されるのが、スイスの山岳地帯放牧場や
日本の山林、スペイン南部、フィリピンの灌漑システムだ。

問題をわざと「天然資源の資源大幅減少」に限定して、
「何匹いたら何匹捕れるか」だけを「科学」と主張する
知性から見ると、クジラ長期休漁と鯉養殖5年間禁止を
併置する私の発言は納得できないのだろうね。

だけどねえ、共通点はゲーム理論の抽象構造なのですよ。
即物的に「資源大幅減少」だけにこだわってる必要はないのです。

鳩山さんの奥さんに説明するんだったら、ハリーポッター
第5巻のゲーム論構造との共通性で説明するかもしれない
ですね。

だけど、鳩山兄弟と話すんだったら、時節柄オストロムの
ゲーム3からゲーム4に移行する不完全情報(単なる
知識不足から知識不足の隠蔽、情報隠し、自己欺瞞から
自発的低能化に至る過程)のいろいろな出方をからめた
ほうがわかりやすいでしょうね。

個体群生態学と疫学(鯉ヘルペスもこの対象)って、モデル化
ソフトウェアの基本構造が同じだから、初心者はたいてい
どっちでもWinBUGSで学習してるし。
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