データに基づいて、白黒つけようという姿勢
投稿者: r13812 投稿日時: 2009/09/13 07:36 投稿番号: [37883 / 62227]
http://katukawa.com/2009/09/11
「で、本当のところどうなのよ?」というのが、みんなの関心があるところだと思う。そこで、WormとHilbornを中心に、21人の大御所が集まって、出してきた結論が、この”Rebuilding Global Fisheries”という論文なのだ。おもしろそうでしょ?いろいろと議論をしても、最後は、データに基づいて、白黒つけようという姿勢が素晴らしい。
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資源研究不毛の地の研究者の独り言
この論文で注目して欲しいのは、図1の調査・研究を行った場所の分布。
北米東海岸 16
欧州 15
北米西海岸 14
オセアニア 8
中南米 5
アフリカ 3
東南アジア 2
東アジア 0
日本周辺は全くの空白地帯。この論文に使われた調査・研究がゼロです。漁業大国、ニッポンを擁する東アジアが、アフリカよりも、東南アジアよりも、資源研究で遅れているのです。いよっ、世界一。
日本も税金をつかって、調査はしている。でも、結果が公開されないから、やっていないのと同じこと。日本の資源評価では、漁獲量のグラフはあっても、もととなる数字はない場合が多い。担当者に直接きくと「政治的にセンシティブだから出せないんです」とか言われたりする。未だに、後ろ暗いことをしている漁業のデータは全部隠している。隠蔽体質を何とかしないと、漁業は良くならないよ。
これは メッセージ 37682 (r13812 さん)への返信です.
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