Re: セミ鯨の枯渇原因/NHK
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/09/02 09:28 投稿番号: [37677 / 62227]
(つづき)
実際「西海捕鯨」でも鯨が減少していたらしいと推定している末田智樹氏
(中部大学)の緻密な仕事もあることだし(藩の財政建て直しのために
張り切って捕鯨せよと尻叩かれりゃあ、そりゃ乱獲に走るはなあ。
こういうことは「原住民生存捕鯨」では絶対にありえない。)
いずれにしても、ヤンキー捕鯨のセミクジラ捕獲以前(1840年以前)に
日本の「古式」捕鯨で枯渇あるいは「捕鯨不振」に陥っていたことと、
それ以後ヤンキー捕鯨がオホーツク海で1845-9年の5年間に約820頭、
1850-4年の5年で536頭、1855-9年に593頭、1860-4年に40頭捕れてた
ことはまったく矛盾しないです。
従って君の「バスクがすでに枯渇させていたなら、その後にイギリス・オランダが
参画して漁獲を拡大できた理由が説明つかない。この構図は、太平洋と同じだよ。」
という論法は、君の周囲の事情に疎い人たちの間だけでしか通用しない理屈です。
>じゃあ、イギリス・オランダは北大西洋東側では捕鯨しなかった?。
以前、この辺りの推定に関しては1986年国際捕鯨委員会報告・セミクジラ
特集の総括論文から和訳して貼付けたはずです。オッサッンへのレスだった
と思うけどね。北方のホッキョククジラ漁場へ行った帰りに少し捕った
だろうという程度です。
>史実では八十年戦争(1568年〜1648年)後に大西洋東側で捕鯨を行っていた
>主役はイギリスやオランダ。
これはオッさんの無根拠な主張の借用だね。
鯨種が書いて無いじゃないですか。
>スビッツベルゲン島に捕鯨基地を設けたのもオランダ。
スビッツベルゲン島に最初に捕鯨基地を設けたのは英国船だけれど、
どっちにしてもスピッツベルゲン島周辺漁場にはセミクジラはいないから
関係ないです。大量に捕っていたのはホッキョククジラ。
もうヨレヨレだねえ。
>太地の古式程度が枯渇を招く程影響を与えるものなら、
>生存捕鯨など、とっくに許されざるものだからね。
アラスカ・イヌイットのホキョククジラ捕鯨は1000年あまりにわたって
恒常的なリズムとしきたりに従って行われています。
こういうのを既に生態系に埋め込まれた人間の行動と言います。
200ー300年程度のバスクや日本の「古式」捕鯨では、まだ生態系に
調和しているとは言えません。
グリーンランドとカナダのエスキモーの場合には、欧州系の捕鯨者が
来た時に商業化の影響を受け、ライフスタイルを大きく変化させています。
それが原因で、かつての「原住民生存捕鯨」の規範が崩れてしまい、
今でもグリーンランドやカナダはIWCともめ事が耐えないのです。
(アラスカとグリーンランド、カナダの商業化、イヌイット・ライフスタイル
の違いについてはエンサイクロペディア・オブ・マリン・ママルズのヌイット
の項に書いてあります。こういうことは民族学者ならきちんと説明しなきゃ
いけないポイントだと思うのですがね。)
実際「西海捕鯨」でも鯨が減少していたらしいと推定している末田智樹氏
(中部大学)の緻密な仕事もあることだし(藩の財政建て直しのために
張り切って捕鯨せよと尻叩かれりゃあ、そりゃ乱獲に走るはなあ。
こういうことは「原住民生存捕鯨」では絶対にありえない。)
いずれにしても、ヤンキー捕鯨のセミクジラ捕獲以前(1840年以前)に
日本の「古式」捕鯨で枯渇あるいは「捕鯨不振」に陥っていたことと、
それ以後ヤンキー捕鯨がオホーツク海で1845-9年の5年間に約820頭、
1850-4年の5年で536頭、1855-9年に593頭、1860-4年に40頭捕れてた
ことはまったく矛盾しないです。
従って君の「バスクがすでに枯渇させていたなら、その後にイギリス・オランダが
参画して漁獲を拡大できた理由が説明つかない。この構図は、太平洋と同じだよ。」
という論法は、君の周囲の事情に疎い人たちの間だけでしか通用しない理屈です。
>じゃあ、イギリス・オランダは北大西洋東側では捕鯨しなかった?。
以前、この辺りの推定に関しては1986年国際捕鯨委員会報告・セミクジラ
特集の総括論文から和訳して貼付けたはずです。オッサッンへのレスだった
と思うけどね。北方のホッキョククジラ漁場へ行った帰りに少し捕った
だろうという程度です。
>史実では八十年戦争(1568年〜1648年)後に大西洋東側で捕鯨を行っていた
>主役はイギリスやオランダ。
これはオッさんの無根拠な主張の借用だね。
鯨種が書いて無いじゃないですか。
>スビッツベルゲン島に捕鯨基地を設けたのもオランダ。
スビッツベルゲン島に最初に捕鯨基地を設けたのは英国船だけれど、
どっちにしてもスピッツベルゲン島周辺漁場にはセミクジラはいないから
関係ないです。大量に捕っていたのはホッキョククジラ。
もうヨレヨレだねえ。
>太地の古式程度が枯渇を招く程影響を与えるものなら、
>生存捕鯨など、とっくに許されざるものだからね。
アラスカ・イヌイットのホキョククジラ捕鯨は1000年あまりにわたって
恒常的なリズムとしきたりに従って行われています。
こういうのを既に生態系に埋め込まれた人間の行動と言います。
200ー300年程度のバスクや日本の「古式」捕鯨では、まだ生態系に
調和しているとは言えません。
グリーンランドとカナダのエスキモーの場合には、欧州系の捕鯨者が
来た時に商業化の影響を受け、ライフスタイルを大きく変化させています。
それが原因で、かつての「原住民生存捕鯨」の規範が崩れてしまい、
今でもグリーンランドやカナダはIWCともめ事が耐えないのです。
(アラスカとグリーンランド、カナダの商業化、イヌイット・ライフスタイル
の違いについてはエンサイクロペディア・オブ・マリン・ママルズのヌイット
の項に書いてあります。こういうことは民族学者ならきちんと説明しなきゃ
いけないポイントだと思うのですがね。)
これは メッセージ 37655 (nobu_ichi95 さん)への返信です.
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