Re: セミ鯨が捕れなくなったのは米国のせい
投稿者: r13812 投稿日時: 2009/08/06 17:55 投稿番号: [37016 / 62227]
>ザトウクジラ
1850年ごろ、少なくとも米国帆船が北西太平洋でザトウクジラを捕っていたとする事実はない。
てかそのウィキをよく読んでも分かることだが、北西太平洋でザトウクジラを捕っていたとする記載はないのだよ。
>それは、日本の古式捕鯨時代等の母船を持たない捕鯨方式のお話。
えーとな、太地の初期の「突き取り捕鯨法」は“脂肪が厚く、死んでも沈まずに運べる”セミクジラなどが中心だったわけだ。
つまり“死んだら沈む”ザトウクジラなどに対してはその捕鯨法では無力だったってこと。
ところが1677年の、鯨の進行方向に網を張り何重にも巻き取った後もりを打ち込む「網掛け突き取り捕鯨法」の開発により
その“死んだら沈む”ザトウクジラなども捕獲できるようになったということだ。
でアメリカの帆船捕鯨の場合も云わば「突き取り捕鯨法」に近かったということ。
つまり基本的には“死んだら沈む”ザトウクジラなどに対して無力だったということ。
ここで「アメリカ式」と呼ばれた彼らの捕鯨法を簡単に説明しておく.ここでは最盛期の 19 世紀半ばの捕鯨法を念頭に置く.母船となるのは,総トン数 400 トン前後の帆船である.鯨を発見すると母船に搭載された 4 隻ほどの快速捕鯨艇が海面に降ろされ,それぞれに操舵手・銛手など 5 − 6 名が乗り込む.捕鯨艇は後方から数メートルの距離まで鯨に接近し,手銛・手槍や捕鯨銃を打ち込む.銛につけられた綱はボートに結ばれている.捕鯨艇は逃げる鯨に曳航されるように進む.そして,鯨が弱ったところでとどめを刺す.太平洋捕鯨の場合,マッコウクジラのほか,セミクジラやホッキョククジラ ( グリーンランドクジラ ) が捕獲の対象となった.これらの鯨は多くの皮下脂肪を貯えているため,死後も海中に沈まない.そのため,母船の船側に固定して解体することができた.皮下から切り出した鯨脂は釜で煮られ,鯨油に加工され樽詰めで貯蔵された.ヒゲクジラ亜目 ( セミクジラ科 ) のセミクジラ・ホッキョククジラからは皮下脂肪のほか,鯨鬚 ( げいしゅ・くじらひげ ) も利用された.ハ ( 歯 ) クジラ亜目のマッコウクジラには鬚がないため,鯨脂と鯨蝋の原料となるマッコウ油 ( 脳油 ) が利用された.いずれの場合も肉は利用されずに海中に投棄された.
(www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/5798/thesis-1st-chap.html
ただしリンク切れ)
これは メッセージ 37013 (nobu_ichi95 さん)への返信です.
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