Re: 和歌山県太地町教育委員会の罪は重い
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/07/27 18:05 投稿番号: [36849 / 62227]
>厚生労働省が定める暫定規制値の10倍〜12倍ものメチル水銀濃度の可能性がある
これは昭和48年7月23日環乳第99号、「 魚介類の水銀の暫定的規制値は総水銀
としては0.4ppmとし、参考としてメチル水銀0.3ppm(水銀として)とした」
という数値のことでしょうかね。
今年IWCに提出された科学委員会専門家パネル報告だと、日本近海のミンククジラ
雄成獣筋肉(食用赤身肉部)湿重量で総水銀量0.22±0.07 ppm、イワシクラ雄成獣で
同じく0.052 ±0.009ppm、ニタリクジラ0.046±0.008ppmと出ていて一応30年以上
前の基準の範囲内にはおさまっていますね。ppb単位で規制している最近のEUなどでは
到底受け入れられない数値ですが。(The Report of the Expert Workshop to review
the ongoing JARPN II Programme
10頁)
この日本側から提出された水銀値やPCB数値の出し方が、他の研究と比較検討しにくい
基準で算出されているとか、おそらく試験サンプルを保存していないために他の研究者が
別の基準で追試できないというふうな問題が専門家パネルで指摘されているようです。
元になった日本側の論文を水産庁で和訳して公表するということなので、国内の
いろいろな分野の専門家が問題点を検討することが期待されます。
まあ、日本のリスク管理の専門家というのは、論理的に意味不明な主張をする人
たちが多いので困ったものなのですが。
たとえば、
|EPAの指示に従うと、日本ではマグロ、カツオ、サバなど殆どの魚が基準値を
|超えているという理由で食べてはいけないということになる。
|では、日本が米国に比べ危険かと言うと、そうではない。
|米国では、自動車排ガスに関連する規制は緩やかだ。何故なら、自動車排ガスに
|関連する規制を厳しくすると、貧しい人が車をもてなくなり、生きていかれないからだ。
|わが国では、魚について米国や欧州と同じ規制ができないこともある。
|我々は魚で生きているからである。しかし、他の面でリスクが小さい。
これは メッセージ 36820 (r13812 さん)への返信です.
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