獲れるだけ獲る
投稿者: r13812 投稿日時: 2009/07/13 06:12 投稿番号: [36244 / 62227]
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/blog/197
先日、マグロ水揚げ日本一を謳う境港を訪れました。美味しい地元の魚を堪能した翌日の7月8日、早朝から活気に満ちた港で、1,000本を越えるクロマグロが次々と水揚げされ、素早くエラや内臓を処理され、入札されていく迫力のシーンに遭遇しました。
聞けばこの時期この港に水揚げされるクロマグロは、日本海を北上する過程で産卵期が近づくと密集するクロマグロの習性を利用し、海の中が手に取るように分かるという高性能のレーダーや魚群探知機などの最新機器で産卵直前の魚群を見つけ出し、大きな網で群れをぐるっと囲み一網打尽にする「巻き網」という漁法により獲られているのだそうです。
水揚げされたクロマグロのサイズが気になりました。港に揚げられるのは、昨年大間の一本釣り漁船に乗せていただいたときに見たクロマグロの半分にも満たない小ささ。初めて産卵をする年齢の魚や、まだ数回しか産卵をしたことのない年齢の魚ばかりと思われます。その多くの腹の中には、腕の太さほどの真子(まこ・卵巣)が2つ。つまり子孫を海に残すことのないまま獲られたということです。
それにしても大きいマグロは何であまりいなかったのかな?
クロマグロは世界の海で激減が深刻視されていますが、それにもかかわらず日本のEEZ内でのクロマグロ漁の規制は事実上皆無。そこに泳いでいるものをほとんど獲れるだけ獲っていいのです。この港での光景を目の前にして単純に、「こんなことがいつまでも続けばそりゃー近い将来マグロも食べられなくなる」と納得しました。例えば、せめて産卵期は禁漁にするとか、大きいサイズのマグロしか獲らないとか、少なくともなんらかの規制がなくてはクロマグロの生存量は減少するばかりですよね。
また消費者として、こういう現状を全く知らされないことに疑問を感じました。皆さんは、普段購入する食材がこんなに分別なく自然界から粗獲りされているなんてご存知でしたか?
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