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生態系モデルとシステムの安定性、復元力

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/06/10 09:23 投稿番号: [35755 / 62227]
>「0になっても他の海洋資源に影響を与えない」=食糧難にむかう人類に
>とっては使い勝手の良い資源と言えるしね^^;

アオウミガメ、アカウミガメ、タイマイ、全部絶滅させても水産の漁獲高は
上がりもしないし下がりもしないよ、多分。これはかなり確かな多分だ。

だからといってアオウミガメ、アカウミガメ、タイマイを将来の食糧安全保障
のための担保として計算に入れておく、という政策設計をしたら、これは
現代国家の政治家、官僚として完全にアウトだね。

村の村長さんだってそんなことは出来ないし、やろうと思わないだろうけどね。

何度も言うけど、「他の海洋資源に影響を与えない」じゃあなく、漁獲量に
ほとんど変化が無い、だよ。資源、環境に質的な影響は与えていても、
とりあえず漁獲量だけはトン数として変わらないというのは良くあることだ。
この変化が、数十年、数百年後の予期しないカタストロフィーの主要因に
なりうる、というのが「予防性原則」の中心的な考え方だ。

カタストロフィーを避ける、あるいは緩和するには、システムの要素が
多ければ多いほど良い、というのが一般的な原則だ。
種の多様性を重視するというのはそういうことね。

実際の現実ではなくモデルでも、投入する要素が鯨研みたいに極端に少ない
と、
クジラ削減の効果が大きく出る。サイエンス誌2月13日のマデイラ近辺、
北西アフリカの海域モデルだと、生物学的に注意深く選ばれた27の
「生態機能別グループ」に少なくとも430種の生物種を入れているから、
シミュレーションしてみても、非常に安定性が良いのですよ。
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