Re: aplzsia 君 これ怪しいよ
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/05/26 19:20 投稿番号: [35204 / 62227]
>現実に酸素欠乏を起こすためには、分解者を加えて考えないといけない。
>植物プランクトンが爆発的増殖を来たし、やがてその成長を支えきれず一時的に
>O2発生量<O2消費量を起こしたとしても、生産者と捕食者だけでは酸素欠乏
>なんか起きてくれない。
>カタストロフィの主役は分解者だ。
>aplzsiaの説明には分解者が入っていないんで、きみは???になってしまうんだよ。
オッサン乙w(本当は分解者=補食者でいいんだけどね)
一般的な説明はこれでいいけれど、私が強調したのは植物性プランクトンも
酸素を生産するばかりではなく、1)自分で酸素を呼吸するという点が無視
されていたこと、2)生産者(植物性プランクトン)+補食者(小型甲殻類)
の群衆による酸素消費で、かなり広い海域が大型補食者(サカナ)の入れない
水塊になるケースは割に良くある、3)そういうところでもオットセイや
水鳥、鯨は入ってゆける、ということなんだけどね。
こういうことは、生態系を即物的にモノの体系と考える古いタイプの資源管理論
では無視されがちだ。私が「何匹いたら何匹食えるか」スタイルの管理論と
言ってるやつだね。
水産庁、鯨研も採用したエコパス/エコシム体系では、はじめっから生態系
全体での呼吸のバランスというのを考えてる。
たとえばエコパスの本格的プログラミング初期の論文では、基本等式のいちばん
最初に
「消費 = 生産 + 呼吸 + 吸収同化されなかった食物」
という構図を持ってきている。
モノを食って(消費)、カラダを作り、要らないものは排出する、
だけじゃなく、呼吸が生態系バランスの重要な「物質要因」になってるんだね。
(Ecological Modelling, 61 (1992) 169-185
”ECOPATH II -- a software for balancing steady-state ecosystem models
and calculating network characteristics " by V. Christensen and D. Pauly)
プログラミング化以前でも、生態系バランスを総合的に理解しようとしていた
科学者たちは、たとえば珊瑚礁の海域に大きな透明プラスティック・テントを
張って、海域の呼吸の変動を調べたりしている。
(Grigg, R. W., Polovina, J. J., and Atkinson, M. J. (1984). Model of a coral reef ecosystem.
III. Resource limitation, fisheries yield, and resource management. Coral Reefs 3,23-27.
(このポロヴィーナという人が、エコパス/エコシム・モデルの理論的元祖だ))
「何匹いたら何匹獲れるか」とか「競合者を何割減らしたら何トン得をするのか」
ということばかり考えてる人たちには、こういう系全体の整合性の意味なんて
わからないんだろうね。
その象徴が今回のJARPN日本側報告の大破綻です。
これだけじゃあ、言ってることの意味がよくわからないだろうと思うけど、
そのうちゆっくり説明します。
>植物プランクトンが爆発的増殖を来たし、やがてその成長を支えきれず一時的に
>O2発生量<O2消費量を起こしたとしても、生産者と捕食者だけでは酸素欠乏
>なんか起きてくれない。
>カタストロフィの主役は分解者だ。
>aplzsiaの説明には分解者が入っていないんで、きみは???になってしまうんだよ。
オッサン乙w(本当は分解者=補食者でいいんだけどね)
一般的な説明はこれでいいけれど、私が強調したのは植物性プランクトンも
酸素を生産するばかりではなく、1)自分で酸素を呼吸するという点が無視
されていたこと、2)生産者(植物性プランクトン)+補食者(小型甲殻類)
の群衆による酸素消費で、かなり広い海域が大型補食者(サカナ)の入れない
水塊になるケースは割に良くある、3)そういうところでもオットセイや
水鳥、鯨は入ってゆける、ということなんだけどね。
こういうことは、生態系を即物的にモノの体系と考える古いタイプの資源管理論
では無視されがちだ。私が「何匹いたら何匹食えるか」スタイルの管理論と
言ってるやつだね。
水産庁、鯨研も採用したエコパス/エコシム体系では、はじめっから生態系
全体での呼吸のバランスというのを考えてる。
たとえばエコパスの本格的プログラミング初期の論文では、基本等式のいちばん
最初に
「消費 = 生産 + 呼吸 + 吸収同化されなかった食物」
という構図を持ってきている。
モノを食って(消費)、カラダを作り、要らないものは排出する、
だけじゃなく、呼吸が生態系バランスの重要な「物質要因」になってるんだね。
(Ecological Modelling, 61 (1992) 169-185
”ECOPATH II -- a software for balancing steady-state ecosystem models
and calculating network characteristics " by V. Christensen and D. Pauly)
プログラミング化以前でも、生態系バランスを総合的に理解しようとしていた
科学者たちは、たとえば珊瑚礁の海域に大きな透明プラスティック・テントを
張って、海域の呼吸の変動を調べたりしている。
(Grigg, R. W., Polovina, J. J., and Atkinson, M. J. (1984). Model of a coral reef ecosystem.
III. Resource limitation, fisheries yield, and resource management. Coral Reefs 3,23-27.
(このポロヴィーナという人が、エコパス/エコシム・モデルの理論的元祖だ))
「何匹いたら何匹獲れるか」とか「競合者を何割減らしたら何トン得をするのか」
ということばかり考えてる人たちには、こういう系全体の整合性の意味なんて
わからないんだろうね。
その象徴が今回のJARPN日本側報告の大破綻です。
これだけじゃあ、言ってることの意味がよくわからないだろうと思うけど、
そのうちゆっくり説明します。
これは メッセージ 35180 (monnkuii5gou さん)への返信です.
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