Re: aplzsia 君 これ怪しいよ
投稿者: monnkuii5gou 投稿日時: 2009/05/25 23:52 投稿番号: [35180 / 62227]
>まるで呼吸によって、発生した酸素をほとんど消費してしまうかのような表現は詐欺以外の何ものでもないな。
生物学の基礎を知らないで、部分的に食い齧った情報で語られてるから、訳がわかんなくなるんだよ。
簡単に補足説明してやろう。高校生の科学程度に理解しとればいい。
まず、(光合成)生産者ということから説明しよう。
植物プランクトンの生育必要要素は、光、水、CO2、温度、栄養塩類、だ。
このうち、表層海域において何が成長(生産)の律速因子かということだが、
水棲生物において、水だけは不足することは有り得ん。
逆に言えば、残りの4つは生育状況・種によってどれも有り得るということだよ。
(ただ、CO2はちょいと疑問だ。実験室はともかく、海洋のような現実環境では炭酸水素イオンが豊富なためCO2不足はないと思う。)
そこで、O2だが、単純に(光合成)生産者の成長に限って言えば、きみの認識で正しい。
成長してる限りはO2発生量>O2消費量だ。
ここで、O2の発生は水の分解、つまり明反応でおき、CO2の消費は暗反応でおき、呼吸によるO2消費とCO2発生は常時おきている。
温度上昇によって呼吸が盛んになれば、発生するO2と消費するO2の差は小さくなっていくので(光合成)生産者の成長効率は低下する。
次にこれに捕食者を加えるとどうなるか?
実はなにもかわらん。捕食者のバイオマス及びバイオマス動態は、生産者のそれよりも圧倒的に小さく、O2濃度・CO2濃度・栄養塩類蓄積(体内に蓄積することは、外系から収奪を意味する)で系に短期的に大きい影響を与えることはできない。現実環境では自らの呼吸で酸欠になるよりも前に餌不足で死ぬか、上位者に捕食されて死ぬかだ。
現実に酸素欠乏を起こすためには、分解者を加えて考えないといけない。
植物プランクトンが爆発的増殖を来たし、やがてその成長を支えきれず一時的にO2発生量<O2消費量を起こしたとしても、生産者と捕食者だけでは酸素欠乏なんか起きてくれない。
カタストロフィの主役は分解者だ。
aplzsiaの説明には分解者が入っていないんで、きみは???になってしまうんだよ。
ちなみに分解者の活動(酸素消費、さらには嫌気性分解)は温度に極めて影響される。南極海や北極海で藻類がいくら繁殖しようが、赤潮だ、環境破壊だ〜、とだれも騒がないのはそういう理由だ。
ま、実際には酸素欠乏だけじゃなく毒素生産とか、いろいろあんだけどな(笑)
これは メッセージ 35165 (sanba_3_sanba さん)への返信です.
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