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Re: アイヌの受動捕鯨は根拠があるでしょう

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/05/10 06:56 投稿番号: [34251 / 62227]
>●離頭銛が存在していたことから、能動的捕鯨の歴史も否定できないが

粕谷さんは海洋哺乳類辞典ではっきり肯定してますね。
ついでに新版と旧版の異同が気になってたので、貼っておきます。
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  ” Encyclopedia of marine mammals”   編集Perrin, W. F他. , 2009. p.643
[Japanese Whaling]/TOSHIO KASUYA
.....(まずはじめに、「鯨」には小型鯨類も含ませる
と定義を決めています)。。。。

I.生存捕鯨
日本海、能登沿岸の縄文時代(紀元前10,000―3200年)の遺跡で
多くの群性イルカの骨が見つかるが、このことは追い込み漁の
存在を示している。同様の古さの中部、北日本太平洋岸、および
日本海、東シナ海に面した北九州の海岸では小型鯨類の遺物と
離頭銛が発見されている。
5世紀から14世紀にかけての北海道、オホーツク文化は鯨骨と
銛と鯨に銛をうつところを描いた素描を残している。
南北海道太平洋岸、内浦湾のアイヌの人々は19世紀後期に時折、
トリカブト毒を用いた離頭銛と浮きを使って鯨を捕っていた。
これらの遺跡に残っていた骨は少なくとも13種類の鯨類に及ぶ。
North Pacific right whale (Eubalaena japonica), common minke whale
(Balaenoptera acutorostrata), sei whale (B. borealis), humpback whale
(Megaptera novaeangliae), sperm whale (Physeter macrocephalus),
false killer whale (Pseudorca crassidens), long-finned pilot whale
(Globicephala melas), Pacific white-sided dolphin (Lagenorhynchus
obliquidens), common dolphin (Delphinus sp.), common botdenose
dolphin (Tursiops truncatus), Dall's porpoise (Phocoenoides
dalli), harbor porpoise (Phocoena phocoena], and unidentified
beaked whales (Ziphiidae) (e.g., Kasuya, 1975)であった。
捕獲された鯨を座礁鯨から区別するのは多くの場合困難である。

II.伝統的商業捕鯨
.....(ここでは17世紀から19世紀までの商業捕鯨を
扱ってます)......

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ここで気になるのは2002年の旧版だと、19世紀後期にアイヌの
人たちが時々(opportunistically)獲っていたのはミンククジラ
だと書いてあるのだけれど、出たばかりの第二版では単に鯨類
(whales)としているだけです。

一応この辞典は査読論文集の格があり、なによりも非常に多数の
専門家の目に触れているので、初版より第二版のほうが改善された
知見だと見なしてよさそうですね。

おそらくトリカブト毒を使った捕鯨(一般)と、ミンククジラの
捕獲/座礁の区別があまり正確に立証できなかったのではないかと
思います。

いずれにしても、伝統なんだからトリカブト毒を今後も使わせろ
というのは無理な主張になるでしょうw
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