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IWC専門家パネルによるJARPN II審議

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/05/04 07:10 投稿番号: [34093 / 62227]
34038, 34061- 34062 では日本側が「鯨食害論」を立証しようとして持ち出した
大掛かりな生態系モデル、Ecopath/Ecosimを扱った鯨研、水研の論文
(SC/J09/JR21)から最初の部分を訳出したのですが、これには今仙台湾でやって
いる調査捕鯨の範囲が含まれていないことがわかりました。

鯨と漁業が争いあってると主張されてるイカナゴ(メロウド)、コウナゴも
イサザアミも入力しない「生態系モデル」というのはそれ自体欠陥品のはずですが、
このEcopath/Ecosimモデルの使い方に関してはもっと深い欠陥があります。

それを側面から示してたのが2月13日のサイエンス誌論文なのですが、これに
ついてはもっとあとで詳しくやりましょう。

今日はIWC科学委員会の専門家パネルのほうが書いた報告書から、今やってる
仙台湾=三陸の沿岸、近場の調査捕鯨と、秋の釧路沿岸調査の部分を引用して
おきます。

とりあえずはこのテーマで日本側が出した複数の論文の概略、まとめをIWC専門家
パネルが採録しているだけという部分で、まだ本格的な検討に入る前のところです。

だらだらととりとめのない事実関係が並んでるだけで、読んでて退屈する人が多い
と思いますが、日本側がきっちり、きっぱりと鯨食害論を立証できていないのだから
しょうがないな。

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http://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/SC61docs/SC-61-Rep1.pdf
REPORT OF THE EXPERT WORKSHOP TO REVIEW THE ONGOING JARPN II PROGRAMME
『現在進行中の JARPN II プログラム審議のための専門家作業委員会報告』
4. REVIEW OF JARPN II RESULTS: FEEDING ECOLOGY AND ECOSYSTEM STUDIES
4.1 Formal statement of objectives as given by the Government of Japan (based upon SC/J09/JR1)
4.JARPN II   結果審議:食性生態と生態系研究
4.1日本政府により与えられた目的に関する公式声明(SC/J09/JR1にもとづく)

.....(#34062 とだいたい重複する内容なので大幅に略、
最後のところだけ少し訳しときます)...

JARPN II の第一の目的は西部北太平洋における漁業と鯨類の相互関係を
生態系モデル化により研究することである。この研究の成果は、将来の
生態系ベースによる効果的な管理政策を形成する上で役立つ。
この目的のため、学際的で包括的な調査が要請された。研究のために
4種類の大型鯨類(ナミミンククジラ、ニタリクジラ、イワシクジラ、
マッコウクジラ)が選ばれた理由は、これらが北太平洋の外洋海域を
重要な生息海域としてそこに位置を占めており、その生息数が比較的
豊富であるということによる。他の鯨類について得られるデータは適宜
分析の中へ編入した。

4.2   JARPN II 沿岸部分コンポーネント
4.2.1   提案者の要約
[鯨類による餌消費]
このアプローチは特定の海域と時間での鯨類の数を推定することを必要とする(SC/J09/JR8)。
三陸(2005 and 2006)と釧路(2002-2007)という二つの選ばれた沿岸海域についてである。
この数値はナミミンククジラの系群個体数を示すものではない。目視調査は系群が
分布する海域のうち、限られた海域のみをカバーしているのであり、その北方の
摂餌海域へ向かう特定の時期にだけ行われたからである。
さらに、環境要因の相違により、限られた海域と限られた時間に目視される鯨の数は
年により異なったものでありうる。この数値は摂食生態学の研究から得られたデータと
合わせて鯨類による餌消費の推定に用いられた。

2002−2007年JARPN IIにより三陸(4−5月)と釧路(9−10月)で採集された
ナミミンククジラの胃内容が分析された(SC/J09/JR9)。
三陸地方では卓越した餌種はオキアミ(ツノナシオキアミ/Euphausia pacifica)および
魚類(イカナゴ/Ammodytes personatusおよびカタクチイワシ/Engraulis japonicus)
であった。
釧路地方で卓越した餌種はオキアミ(E. pacifica)、魚類(カタクチイワシ、サンマ/
Cololabis saira、スケトウダラ/Theragra chalcogramma)およびイカ(スルメイカ/
Todarodes pacificus )であった。
SC/J09/JR9は胃内容データを性別、年齢クラスによる一日あたり消費量推定に用いた。
これを更に生息数推定に比例配分、倍加してナミミンククジラの各種餌種に対する
年間消費量とし、漁業の捕獲量と比較した。
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