Re: なぜ“捕鯨サークル”を3ヨコ
投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/04/30 06:31 投稿番号: [33971 / 62227]
>>ただし中身は、昔は鯨やマグロ、ハマチ、タイ、伊勢エビ、蛤で
>>500万トンいけてたけど、何十年か後ではイカとクラゲと貽貝にヒジキで
>>500万トンというふうになってる可能性が強いということです
>●上記の通りなら、途上国周辺の海域でも鯨の害はあり得ると言うこと。
>お金になる魚が減って、価値の低い魚が増えることがあり得るんだからね。
>ますますサイエンスの記事は当てにならないって事^^;
サイエンス誌2月13日号で示されている「ほとんど影響がない」というのは
ヒゲクジラ類を取り除いて、漁業は続けるという状態が20年間続くと
商用水産資源生物量、t表示の重さがどう変わるかという推定結果です。
漁業による質的劣化効果は残ります。
それで重量だけだと、カリブでは2.74%、北西アフリカで0.07%の増加です。
量的にはネグリジブルだけれど、魚が小さくなっているとか、漁期が
はっきりしないようになってきているという現在のカリブの問題は
残るということです。http://www.caribbeannetnews.com/article.php?news_id=15511
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4 c0a1aa&sid=1834578&mid=33193
(こういう問題について、水産庁、外務省、JICAは何も考えてないのでしょうかねえ。)
これに対して20年間漁業をやめれば、カリブ海の場合4.13%、北西アフリカ
の場合442%の商用海産資源増加が推定されます。鯨が全部残っててもね。
カリブ海の場合増分が少ないですが、現在の漁獲統計がカバーしているのが
実際の漁獲の3分の2だけだとすると(これは大いにあり得る)、禁漁に
よる20年間の効果は188%増加ということになります。カバー率が半分だと
1581%の増加。
カリブ海の髭鯨について、食餌量が想定の5倍だとした推定だと、鯨を
取り除くことによって出てくる商用漁業対象種の増分が上述の2.74%から、
逆に2.50%に落ちます。単純に見るとパラドキシカルですね。
これは鯨が小さな魚類、小エビ、アミ類のシーソーゲームを平準化していた
効果が失われたことによる、生態系の不安定効果と読み取ることができます。
もちろんこの最後の結論を言うにはもっと多方面からの調査を詰める
必要がありますが、鯨の腹を割いて中を見る必要はまったくないです。
当てるだけで魚群、エビ群の大きさだけでなく、個々の体長までわかる
最新魚探とトロール網のサンプル採取、衛星写真による海況分析を
頻繁にやるというのがいちばんの調査法です。
いずれにしても、水産庁、鯨研が今年のIWC科学委員会、総会でこの
Ecopath with Ecosim (EwE) を使った日本近海の状況について
何かを主張するはずなので、われわれ日本国民としては固唾をのんで
見守りましょう。
>>500万トンいけてたけど、何十年か後ではイカとクラゲと貽貝にヒジキで
>>500万トンというふうになってる可能性が強いということです
>●上記の通りなら、途上国周辺の海域でも鯨の害はあり得ると言うこと。
>お金になる魚が減って、価値の低い魚が増えることがあり得るんだからね。
>ますますサイエンスの記事は当てにならないって事^^;
サイエンス誌2月13日号で示されている「ほとんど影響がない」というのは
ヒゲクジラ類を取り除いて、漁業は続けるという状態が20年間続くと
商用水産資源生物量、t表示の重さがどう変わるかという推定結果です。
漁業による質的劣化効果は残ります。
それで重量だけだと、カリブでは2.74%、北西アフリカで0.07%の増加です。
量的にはネグリジブルだけれど、魚が小さくなっているとか、漁期が
はっきりしないようになってきているという現在のカリブの問題は
残るということです。http://www.caribbeannetnews.com/article.php?news_id=15511
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4 c0a1aa&sid=1834578&mid=33193
(こういう問題について、水産庁、外務省、JICAは何も考えてないのでしょうかねえ。)
これに対して20年間漁業をやめれば、カリブ海の場合4.13%、北西アフリカ
の場合442%の商用海産資源増加が推定されます。鯨が全部残っててもね。
カリブ海の場合増分が少ないですが、現在の漁獲統計がカバーしているのが
実際の漁獲の3分の2だけだとすると(これは大いにあり得る)、禁漁に
よる20年間の効果は188%増加ということになります。カバー率が半分だと
1581%の増加。
カリブ海の髭鯨について、食餌量が想定の5倍だとした推定だと、鯨を
取り除くことによって出てくる商用漁業対象種の増分が上述の2.74%から、
逆に2.50%に落ちます。単純に見るとパラドキシカルですね。
これは鯨が小さな魚類、小エビ、アミ類のシーソーゲームを平準化していた
効果が失われたことによる、生態系の不安定効果と読み取ることができます。
もちろんこの最後の結論を言うにはもっと多方面からの調査を詰める
必要がありますが、鯨の腹を割いて中を見る必要はまったくないです。
当てるだけで魚群、エビ群の大きさだけでなく、個々の体長までわかる
最新魚探とトロール網のサンプル採取、衛星写真による海況分析を
頻繁にやるというのがいちばんの調査法です。
いずれにしても、水産庁、鯨研が今年のIWC科学委員会、総会でこの
Ecopath with Ecosim (EwE) を使った日本近海の状況について
何かを主張するはずなので、われわれ日本国民としては固唾をのんで
見守りましょう。
これは メッセージ 33937 (sanba_3_sanba さん)への返信です.
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