水産庁によって塗りつぶされた
投稿者: r13812 投稿日時: 2009/03/19 23:38 投稿番号: [32761 / 62227]
水産庁によって塗りつぶされた鯨肉販売実績表
前述したように、調査捕鯨は水産庁が鯨研に許可を与える形で行われてい
る。鯨研は農林水産大臣が承認した「特別調査事業業務方法書11」にもとづ
いて調査捕鯨を実施することになるが、同方法書では、鯨研は鯨肉の販売
を行う場合にはその予定量、販売方法などを記載の上、事前に水産庁長官
の承認を受けなければならないと定められている。また販売が終了した際
にも、販売実績を水産庁長官に報告するものとされている。
そこでグリーンピース・ジャパンは、情報公開制度を利用し、鯨研から提出
されているはずである鯨肉販売実績などの文書開示を求めた。鯨肉横領の
内部調査報告書によれば、鯨研は共同船舶に鯨肉を土産として販売してい
るとされていることから、もし仮にそれが事実であれば鯨肉販売実績にそ
の旨が記載されているはずだと考えたためだ。
2009 年1 月21 日、グリーンピース・ジャパンはその情報公開の結果を受け
取った。しかし、今回の横領鯨肉に関連するような情報についてはすべて
黒く塗りつぶされていた。
「黒塗りにされた鯨肉の販売実績表や鯨研と共同船舶の契約書を見て、やっ
ぱり私たちの告発が間違っていなかったと思いました。――佐藤潤一」
次ページの表は、2008 年9 月1日に鯨研が水産庁に提出した鯨製品の販売
処理実績報告に添付された「平成19年度南極海鯨類捕獲調査副産物(クロ
ミンク鯨)品名別・販売形態別販売実績表」(資料1)である。左側に縦に並ぶ
項目は、鯨肉のそれぞれの部位を表しており、上部に横に並ぶ項目は、「公
益用」「市販用」など鯨肉の販売ルートを表している。つまりこの文書は、
2007〜8年のシーズンに南極で捕獲されたミンククジラ肉すべての部位ご
との量と売上高を販売ルート別にまとめたものである。その単位は量につ
いては1キログラム、売り上げについては1円となっており、かなり詳細
な数字が並んでいるはずだ。しかし、総量や合計額については黒く塗りつ
ぶされていないものの、部位ごとの詳細についてはすべてが塗りつぶされ
ており、全容はまったくわからない。
この文書の左側の項目には、「畝須」という欄があることがわかる。土産とし
て共同船舶が鯨研から買い取って船員に配布したという鯨肉部位である。
本来、鯨研が共同船舶に「畝須」を販売しているのであれば、それがこの項
目の「一般用」の欄に含まれていなければならないことになるが、この欄も
黒く塗りつぶされている。これでは、鯨研が内部報告書で客観的な証拠を
示さなかったことを許しただけでなく、水産庁自らが鯨肉横領について隠
蔽していると見られてもしかたがない。
前述したように、調査捕鯨は水産庁が鯨研に許可を与える形で行われてい
る。鯨研は農林水産大臣が承認した「特別調査事業業務方法書11」にもとづ
いて調査捕鯨を実施することになるが、同方法書では、鯨研は鯨肉の販売
を行う場合にはその予定量、販売方法などを記載の上、事前に水産庁長官
の承認を受けなければならないと定められている。また販売が終了した際
にも、販売実績を水産庁長官に報告するものとされている。
そこでグリーンピース・ジャパンは、情報公開制度を利用し、鯨研から提出
されているはずである鯨肉販売実績などの文書開示を求めた。鯨肉横領の
内部調査報告書によれば、鯨研は共同船舶に鯨肉を土産として販売してい
るとされていることから、もし仮にそれが事実であれば鯨肉販売実績にそ
の旨が記載されているはずだと考えたためだ。
2009 年1 月21 日、グリーンピース・ジャパンはその情報公開の結果を受け
取った。しかし、今回の横領鯨肉に関連するような情報についてはすべて
黒く塗りつぶされていた。
「黒塗りにされた鯨肉の販売実績表や鯨研と共同船舶の契約書を見て、やっ
ぱり私たちの告発が間違っていなかったと思いました。――佐藤潤一」
次ページの表は、2008 年9 月1日に鯨研が水産庁に提出した鯨製品の販売
処理実績報告に添付された「平成19年度南極海鯨類捕獲調査副産物(クロ
ミンク鯨)品名別・販売形態別販売実績表」(資料1)である。左側に縦に並ぶ
項目は、鯨肉のそれぞれの部位を表しており、上部に横に並ぶ項目は、「公
益用」「市販用」など鯨肉の販売ルートを表している。つまりこの文書は、
2007〜8年のシーズンに南極で捕獲されたミンククジラ肉すべての部位ご
との量と売上高を販売ルート別にまとめたものである。その単位は量につ
いては1キログラム、売り上げについては1円となっており、かなり詳細
な数字が並んでいるはずだ。しかし、総量や合計額については黒く塗りつ
ぶされていないものの、部位ごとの詳細についてはすべてが塗りつぶされ
ており、全容はまったくわからない。
この文書の左側の項目には、「畝須」という欄があることがわかる。土産とし
て共同船舶が鯨研から買い取って船員に配布したという鯨肉部位である。
本来、鯨研が共同船舶に「畝須」を販売しているのであれば、それがこの項
目の「一般用」の欄に含まれていなければならないことになるが、この欄も
黒く塗りつぶされている。これでは、鯨研が内部報告書で客観的な証拠を
示さなかったことを許しただけでなく、水産庁自らが鯨肉横領について隠
蔽していると見られてもしかたがない。
これは メッセージ 32057 (r13812 さん)への返信です.
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