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Re: 「WEDGE」谷口氏に捕鯨協会長中島氏が

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2009/03/13 10:10 投稿番号: [32635 / 62227]
>これを否定する資料―つまり、二万頭以外の数値を示したという資料もなかったよね。

1975年のホルトの科学委員会提出論文をすでに引用してありますよ。
南極海第II海区だけで、しかも推定数はパーセンテージと絶対数変化量から
逆算しなきゃならないという形の原文だけれど、IWC科学委員会/総会の
数値と完全に一致しています。従って南極海全体で生息推定数2万頭というのは
ホルトの発言としてはありえません。

こういうすでに解決済みの問題を蒸し返して、中島圭一氏の新しい欠陥投稿
の問題点から注目をそらそうという企みですか?

シドニー・ホルトが指摘しているように、「遠洋捕鯨」というのは、たとえ
北海道や東北から出航する近海の操業でも、船上で鯨肉を加工、冷凍したら
定義上「遠洋捕鯨」になってしまうというのが問題なのです。

これではミンククジラしか捕れないというのが現在の国際捕鯨取締条約・附表
の規定です。中島氏の想定とは違い、現行の調査捕鯨よりも制約がきつく
「市場原理」の利点は発揮できないということです。

もともと成長の遅い野生生物資源である鯨の捕獲を「市場原理」でやると、
経営が持続的ではありえないか、経営を持続させようとすると必然的に違法
行為が頻発し、鯨類遺伝子資産に重大なダメージを与えるかどちらかになる、
従って原住民生存捕鯨以外はほぼ不可能にするというのが附表提案者、
賛同者の意思なのだからしかたがないです。

この附表を改訂するには4分の3の多数が必要です。

>そして、そのサンクチュアリが宣言されたときに、Holtは何処にいたのかな?

インド洋サンクチュアリが採択された1979年に、シドニー・ホルトは国連系
機関の代表として参加していたと書いたはずですが。
ろくに読まないで言いがかりをつけようとしているのかな?

島一雄氏も、梅崎義人氏もそういうタイプだから別に驚きはしないけれど、
今後あなたの質問には、気が向いた時しかお答えいたしません。


http://www.pewwhales.org/documents/Hawaii%20-%20Opportunity%2028-01.pdf
Opportunity: Needs meet Possibilities   by   Sidney Holt
の献辞先、David McTaggartはかつてのグリーンピースの代表、
Sir Peter Scottは元英国WWFの代表です。

シドニー・ホルト自身は、よく環境保護団体と協調行動をとると批判されるが、
そのことが私の学術的理論内容に影響を与えているわけではないので、全然
問題ないと、昨年の講演会で発言しています。
http://www.gresham.ac.uk/event.asp?PageId=45&EventId=803
これはまったくそのとおりですね。
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