Re: RMPとは(公式入り)
投稿者: r13812 投稿日時: 2009/02/08 08:37 投稿番号: [31827 / 62227]
えーとねローランさん、ポイントは
“このP(t)を観測された資源量と比較し”ですよ。
P(t)≠「(実際に)観測された資源量」なのですよ。
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(田中昌一「水産資源学を語る」(恒星社厚生閣)P132〜P133を参照して書きました)
過去の捕獲数をC(t)とする
現在の資源量をP(t)とする(≠「観測された資源量」)
資源の繁殖率をμとする
初期資源量をP(0)とする
ただしμとP(0)は共に未知数であり
“あらかじめ常識的に考えられる値の範囲を指定しておく”
そしてμとP(0)に適当な値を与えてやるとP(t)の増殖動態モデル
P(t+1)=P(t)−C(t)+1.4184μP(t){1−(P(t)/P(0))(P(t)/P(0))}
からP(t)を求める
そしてこのP(t)を「観測された資源量」と比較し
差の小さい場合には仮定したμとP(0)が正しい値である可能性が高いとして重みを重くし
逆に大きく違っている時には軽くする
そうするとT年の捕獲限度量L(t)は
L(t)=3μ{(P(t)/P(0))−0.54}P(t)
から求められる
(μとP(0)の各組に対して、それぞれ重みが与えられ、L(t)が計算できる)
そして「μとP(0)の組を指定された範囲内に満遍なく配置して各組のL(t)を求め、
これを大きさの順に配列し、小さいほうからそれぞれのL(t)に与えられた重みの累積和を計算し、
これが重み全体の和の40%くらいになるL(t)を実際の限度量として採用する。」
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「巧妙に仕組まれたこの方式は一見複雑であるが、全てコンピュータのプログラムとして与えられており、
過去の捕獲統計、現在資源量の観測値およびその推定誤差を入力すると、答えが得られる。」
これは メッセージ 31825 (roranjapan さん)への返信です.
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