Re: RMPとは(公式入り)
投稿者: legal_guardian01 投稿日時: 2009/02/07 10:52 投稿番号: [31800 / 62227]
>r氏の定義による関数PはP(t),P(t+1)で見られるようにPは時間tの関数ですが、legalさんが仰る”初期資源量”は、”Pの初期値ではなく、その環境で収容できる最大量の事”という定義であるなら、異なった変数、たとえば密度、面積など異質の変数に依存する関数の表示になり、数学的にはPとは別の関数記号が使われなければいけないのでは?
それはもっともで、なぜあんな誤解しやすい引数をあてるのか分かりません。ですが、初期資源量はいわば最大収容数と同義です。
>今、ミンククジラの集団があるとする(別に他の鯨種であっても、魚類であってもいいのだが)。 人間がこの集団から捕獲しない場合、環境の激変などがないかぎり、頭数はだいたい一定である。 この時の頭数を初期資源量という(環境が許容する最大限の量という事で「環境収容量」という言葉もある。
これは当然、環境の変化に応じて時間的に変わるから、初期資源量は「捕獲開始直前における環境収容量」といってもよいであろう)。 これは、この集団で毎年死ぬクジラと生まれてくるクジラの頭数がだいたい釣り合っている事を意味する。
http://luna.pos.to/whale/jpn_zat_catch.html(アドレスを半角にしてアクセスしてください)
この式はロジスティック関数の変形で、生態学では良く使われる関数です。この式の前提は、個体数が繁殖量を決めるということです。ここ↓の部分ですね。
1.4184μP(t){1−(P(t)/P(0))×(P(t)/P(0))}
生まれたばかりのクジラでも、年を取って子供が生めないクジラでも、繁殖量に寄与するというありえない仮定を含んでいます。もともと細菌のような連続的に増殖する生物種を対象にしていて、世代や繁殖期があるような生物種にはあてはめられないと分かっています。
>これとは別にたとえば”自然死亡率”ですが、動態資源式では重要な数値で、これもreportでは計算に付随して算出されるはずですが、この式の中には見当たらないこと、定義不明の数値定数が入っている。
自然死亡率は無視されています。あえて言うなら、繁殖率μが自然死亡率の関数となっているはずですが、そこをどう計算しているのかこれだけでは分からない。もしこれを無視して繁殖率μが定数だとするなら、いい加減極まりないと思います。
この式でいいのなら、捕獲可能量はすぐ計算できるのだから、商業捕鯨を再開していいはずです。にもかかわらず、再開できないのは、この推算式が認められてないと、いうことを示しているのではないでしょうか。
これは メッセージ 31751 (roranjapan さん)への返信です.
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