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環境と捕鯨

投稿者: ts657738 投稿日時: 2004/08/06 22:24 投稿番号: [2917 / 62227]
>食糧問題としての「国際捕鯨取締条約」。既に環境問題として考察すれば陳腐である事ぐらい認識しろよ。

→「国際捕鯨取締条約」は鯨類の資源保護を目的として設定されたもので食糧問題対策として考えられたものではない。いまだかつて食糧問題対策組織として扱われたことがない。全く意味不明。FAOの白書を読めということの意味がわからんかね。なぜなら捕鯨国の多くは鯨肉を食わずに鯨油目的の為に捕殺していたから。
  当時の鯨類資源の保護というのは、商品としての鯨油が生産過剰で値崩れすると困るから国際間での生産調整カルテルという面が強い。
  欧米の多くではマーガリンの原料等の食用油としては鯨油を食用として使ったといえるかもしれないが、食肉としては目的ではなく捕鯨によって得た鯨油で火薬や機械油といった化学工業の原材料の供給を行っていた。
  利用目的は同床異夢としても、高い価格で取引される捕鯨産品は世界諸国の利益の源泉。だから、大事に捕獲規制して増やしながら利用しましょうというのが本来の「国際捕鯨取締条約」の意義だった。
  ここで意識されているのは、捕鯨しながら鯨を増やすという考え方。現在よりも将来の資源が増えるように管理しながら捕獲していくという思想。最大持続生産量を確保しながら余剰生産を利用していこうというものだ。利用していこうということは一定数捕獲するということであって、何があっても一切手をつけないということではない。
  「国際捕鯨取締条約」は鯨類の資源保護が目的。鯨類資源の増加を目的の一つとしているのであって、鯨類の資源を保護管理するという建前からは環境保護にも通じる。だから、馬鹿な団体が介入する余地があった。
  大型鯨類資源の保護管理を規定した国際条約が「国際捕鯨取締条約」で、これは環境問題に自然保護−生物の種の多様性を確保するという概念が含まれる以上は−いまでも妥当性がある。実際の運用が条約の精神を踏みにじって、結果として系を歪めているというのは別の問題。

>認識不足も甚だしい。環境を保護できれば世界諸国の利益になるが、世界諸国の利益が環境保護と一致すると思うのは早計だ。
 
→資源を増やしながら利用するという概念は、環境保護にも沿った概念だし、世界諸国の利益になる。ここでは世界諸国の利益が増えた鯨類を人間が利用できるということであって、これは環境保護と矛盾するところは無い。
  国連海洋法条約は対象が鯨類だけではなく、広く水産資源全体を網羅するものになるだけで基本的な考え方は同じものだ。
(参考)
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=2000251&tid=a5afa58a5ia4rbfa9a4ya4ha4a6a1aa&sid=2000251&mid=5992
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