さあ!諸君!捕鯨問題だ!

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

寄りクジラ

投稿者: ts657738 投稿日時: 2003/12/21 21:19 投稿番号: [2176 / 62227]
[世界遺産への道]第1部   知床の王者、ヒグマ/1   寄りクジラ   /北海道

  ◇陸海の不思議な共生
  オホーツク海に面した知床半島最先端に近い波打ち際に、ミンククジラが打ち上げられた。夜になり、音も立てずにヒグマが近づいてきた。肉を少しかじると立ち去る。その夜、現れたヒグマは十数頭。親子連れもいたが、大抵は1頭ずつで一斉に群がることはない。
  「順位があって、強いヒグマが現れると、弱い方が譲るようです」。99年11月に、この様子を2週間にわたって観察し続けた羅臼町の映像カメラマン、石井英二さん(52)は推測する。
  知床半島では、夏の終わりごろからカラフトマスやサケが川を一斉にそ上する。10月中旬になるとそ上は一段落し餌の乏しい季節に入る。冬眠を控えて栄養を取る必要があるヒグマにとって、浜に出現するクジラは、まさに天の恵みだ。
  浜に打ち上げられたクジラを「寄りクジラ」という。50年ほど前までは、食糧や油などとして浜の人々に喜ばれ「七浦を潤わせた」と言われた。現在は衛生上問題があるなどの理由で食用にできず「巨大な廃棄物」になっている。だが、知床では今でも、ヒグマだけでなく、オオワシやキタキツネ、エゾタヌキなど動物たちの命を支えている。
  知床半島で96年以降に漂着が確認されたクジラ類は71頭。1年間に平均9頭が漂着している。10年ほど前までは1年間に2、3頭だった。捕鯨が禁止になってから漂着するクジラの数が増える傾向にある。
  知床博物館の増田泰学芸員(37)が、斜里側の漂着データを調べたところ、漂着したミンククジラのほぼ7割が、秋の3カ月間に集中していた。多くは体長5メートルに満たない子クジラ。「生まれて初めての冬は子クジラにとって厳しい。しけが厳しくなるこの時期に、命を落とすミンククジラが多いのではないか」と増田学芸員は考えている。
  大海を泳ぐクジラと動物たちの不思議なもたれあい。海と陸が一体となって保たれている自然がある。そこが知床の魅力であるとともに、世界遺産として推薦される理由にもなっている。この生態系システムをどうやって維持していくのか。世界遺産登録に向けた最大の課題だ。
   ×    ×    ×
  知床。語源のアイヌ語「シリ・エトク」は地の果てを意味する。政府がユネスコの世界遺産登録委員会に推薦するまで1カ月半に迫った。その知床は、長く厳しい冬に入り動物たちが雪が少ないうちに食料を求めて山野を駆け回っている。ヒグマの営みを報告する。【本間浩昭】=つづく(毎日新聞)[12月18日18時42分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031218-00000003-mai-hok
北海道ニュース - 12月18日(木)18時42分
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)