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鯨と食文化を語る市民の集い⑤

投稿者: kujira77777 投稿日時: 2007/09/17 21:11 投稿番号: [20908 / 62227]
島村「スローフードは、その国の風土・形・自然に合った、その国の人々が育んできた味を食べましょうということ。

  なぜアングロサクソンの人たちはクジラのことをギャーギャー言うのか。イスラムの人は、豚肉を食べてとんでもない、と(他国の人に対して)言わない。
  また、フォアグラにされる鳥を救う会みたいなものを作る日本人もいない。鯨は政治的な食べ物にされてしまっている。

  100年後も200年後も続く形で(捕鯨を)やっていこうとしています、とまっすぐ主張すべき」

菅原「捕鯨船では朝7時から仕事が始まる。監視員は夜の7時まで海を見続ける。そして、ゴマみたいにしか見えない鯨を見付ける。
  食事も交替で摂り、鯨が見つかれば食べている途中でも走って甲板に行く。
  (乗組員の)若い人たちは1人も不平を言うこともない。とにかく真剣に仕事に取り組んでいる姿が感動的だった。

  調査捕鯨が商業的だというが、当たり前だ。燃料代も人件費もかかる。しかし、商業道というのがある。
  最近は道を外れたことが横行しているが、もし捕鯨が大いにできるようになっても、則(のり)を超えない。
  適切な利益と、人々のためにどうしたらいいかを守っていくべき」

梅崎「実は調査捕鯨は赤字。70億円の費用がかかっているが、鯨を売って回収しているのは65億円。
  だが、政府は調査捕鯨は絶対やめないと言っている。

  今後、IWCを脱退するか、新団体を作るか、200カイリ内での商業捕鯨を再開するか、3つの道がある。
  最も現実的な3番目の道についてどう考えるか」

山村「鯨は、全世界の人間が食べる量の3から5倍の魚を食べてしまっている。科学的にはいつでも(商業捕鯨を)再開できる。後は度胸ひとつだ」

松石「私は資源管理が専門なので、獲れ獲れとは言わないが、まず調査が必要。
  その上でしっかりと計画して、資源が少なくなる可能性がないのであれば獲るべき。この面で世界のお手本となるようなやり方でやるべき」

島村「捕鯨を環境保全型の漁の中心に据えるべき。鯨を食べ続けるために海を保護しています、と言うべき。
  鯨を獲りすぎた歴史は短い。鯨に近付き、分かりながらおいしくいただくべき」

菅原「沿岸小型捕鯨、即始めたらいい。人様にとやかく言われることないし。
  どこの漁師も、この見える海はオレたちの海だと言ってきた。そこで自由に漁ができなくなったらおかしいよね。
  質素な、しかし本物の食で子どもを育てて欲しいですね」

梅崎「洞爺湖サミットはいい機会かもしれない。世界的に食肉の生産は増えておらず、魚の消費が伸びている。
  間引き捕鯨をして、缶詰にして食糧難の国に送るというのも、耳を傾ける国があるかもしれない」

以上でパネルディスカッションは終了。

コーディネーターが物を知っている方だと、中身のある話が引き出されるなあという感じがしました。 帰りには、お持ち帰り弁当の配布がありました。
入場料は500円ですが、その数倍相当の豪華弁当。

鯨ステーキ、鯨ベーコン、鯨の竜田揚げ、さらし鯨の酢味噌あえの鯨づくし。
超ぜいたくな弁当でしたー。

なんとか、函館を鯨の街としても盛り上げていきたいなーとあらためて思いました。

[ 更新日時:2007/09/16 01:44 ]
この記事のURL: http://www.doblog.com/weblog/myblog/17136/2623864#2623864
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