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不都合な記者②

投稿者: kujira77777 投稿日時: 2007/08/17 16:57 投稿番号: [20170 / 62227]
  いったんはふるい落とされながらも警戒線を突破して19階に降り立ったのが、グリーンピース・ジャパンの現事務局長、星川淳氏である。3月に『日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか』(幻冬舎新書)を上梓し、今回は岩波書店の月刊誌「世界」の記者として、プレス登録をして傍聴に臨んでいた。

  星川氏がこだわったのは、日本政府が「日本の沿岸小型捕鯨は、先住民族の生存捕鯨と同じ」と繰り返した点だ。星川氏には『一万年の旅路―ネイティヴ・アメリカンの口承史』(ポーラ アンダーウッド( Paula Underwood )著の翻訳書(1998年   翔泳社刊)などがある。昼の記者会見に乗り込んだ星川氏は、「日本政府における先住民族の定義はどうなっているか」と質問し、日向寺二郎遠洋課課長補佐から「わかりません」という回答を引き出した。総会のブリーフィング作業に専念していた日向寺氏にとってはお気の毒であったが、日本政府代表団のスポークスパースンとしては、即答できるように押さえておきたいポイントではあった。いずれにしろ、日本政府が歓迎しない記者とは、星川氏のような「困った質問」をする記者なのだろう。

  何の問題もなく19階に降り立つことのできた記者の発表物は、この連載でいくつも紹介してきた。断片的な情報ではあるが、一堂に集めてみることによって見えてくるものがある。また、19階でなされた質疑応答の一部は、Webで見ることもできる。鯨ポータル・サイトWeb用映像で省略された部分がどんな内容なのか興味がないわけではないが、市民記者としては、彼らと競うよりも、彼らが報道しない/できない部分に光を当てて、コトの実態がより立体的に見えるようにしていきたい。

  来年の第60回IWC年次会合は、チリのサンチャゴ市にあるシェラトンホテルで開催されることが決まった。総会の開催期間は、6月23日から27日。
  ・http://www.iwcoffice.org/meetings/meeting2008.htm

  この連載は今回をもって終了するが、引き続き捕鯨をめぐる状況について分析を続けることにする。ここまでおつきあいくださった方ならば、「捕鯨論争の前に、現状把握が必要だ」と思ってくださったことだろう。来年の総会が始まったとき、今年とはちょっと違った視点でコトの成り行きをウォッチできる人が1人でも多く増えていることを期待している。(了)

(佐久間淳子)

http://www.news.janjan.jp/world/0708/0708160894/1.php
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