Re: 鯨食害論の原典
投稿者: aguatibiapy 投稿日時: 2007/07/25 07:59 投稿番号: [19728 / 62227]
seafoodさん
お答えします。
これは自然科学のお時間ではなく、国語の(それと初歩の算術の)お時間です。
鯨食害論の唯一のテキストは
「鯨類が1年間に世界で食べる餌の量は2.8から5億トンにのぼり、これは、世界の海で人間が獲っている魚の量(9000万トン)の3〜6倍にあたります。」
であり、必ずしも嘘を書いているわけでも有りません。
にも拘らず、捕鯨論を志す方が鯨は人間の漁獲量の3〜6倍の「魚」を食べていると危機感を抱いて参加してくるのです。
何と言っても、極め付きはブリタニカも推奨のwikiです。
次の文はwikiの「捕鯨問題」から取ったものです。
誤用の様子が理解いただけましたか?
「日本鯨類研究所は世界中の鯨が食す魚の消費量は2.8から5億トンと推定し、これは世界中の人間による漁獲量9千万トンの3倍〜6倍であるとした上で、鯨のみを保護する事によって海洋生態系に悪影響を与えると主張している。これがいわゆる「鯨食害論」である。」
田村論文が正しいとしてヒゲ鯨の魚の消費量をざっと2000万トンと於けば、このブリタニカ推奨の辞典は4億÷2000万つまり20倍もの計算間違いをしています。
このようなことが頻発するのは、鯨研のテキストに欠陥があるからだと考えます。
このたび田村論文の発見を機会に、鯨研のテキストは、どのように書き直したら簡潔な文章の中で、同論文の結論である総括表の内容を読む人に誤解を与えることなく理解させられるか?
・・・・それが私のテーマです。
しかし次に来る問題は、クジラの魚の消費が全世界で毎年たった2000万トン程度の物であるならば、目くじらたてて食害に結びつけるのが妥当か?と言う事に有るとおもっています。
ところで私の紹介した論文は見て頂けましたか?
なによりもそれを見てもらうのが先です。
げんた
これは メッセージ 19719 (seafoodno12000 さん)への返信です.
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