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ミンククジラ イカナゴを大量捕食

投稿者: jaway 投稿日時: 2003/05/02 10:18 投稿番号: [1954 / 62227]
三陸沖ミンククジラ   イカナゴを大量捕食   沿岸漁業との競合鮮明に
http://www.kahoku.co.jp/news/2003/05/20030502t12018.htm
  宮城県牡鹿町鮎川を母港に4月10日から実施中の三陸沖の沿岸調査捕鯨が最終盤を迎え、日本鯨類研究所(東京)などで組織する調査団は1日、同町で記者会見し、「捕獲したミンククジラの胃の内容物を調べたところ、この時期の漁の対象となるイカナゴ(メロウド)への依存度が極めて高く、沿岸漁業と競合関係が認められる」と発表した。
  捕獲調査船は1日までに、鮎川港の南西約30―50キロ沖の仙台湾中央部で、ミンククジラ延べ184頭を目視で確認。捕獲した数十頭の胃の内容物を調べた結果、4月中旬はツノナシオキアミ(イサダ)とイカナゴ、下旬にはイカナゴを主なえさにしていることが分かった。
  鯨は通常、体重の4%を捕食するとされるが、今回の調査で1度に5%強に当たる150キロを食べているミンククジラも確認された。ミンククジラはこの時期、南方の繁殖海域から主なえさ場となるオホーツク海へ回遊しており、その途上の三陸沖でも、多くの漁業資源を食べていることが明らかになった。
  捕獲したミンククジラは平均体長が6.3メートル、体重が3トン前後。最大で8メートル、6トンのミンククジラもあった。調査総括者の加藤秀弘さんは「予想より大型のミンクが多く捕獲された。1987年の商業捕鯨一時停止以後、ミンクは沖から沿岸域に戻ってきており、漁との競合は現在の方が深刻だ」と話している。
  鯨のえさの調査と目視調査は4月28日に終了しており、三陸から常磐沖の広い範囲でセミクジラやナガスクジラ、マッコウクジラなどが発見された。
  調査団は今月20日までにミンククジラ50頭を捕獲し、来年度の国際捕鯨委員会(IWC)科学委員会での協議に向け捕食の実態など詳細な分析を進める。
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