平成19年6月6日衆議院農林水産委員会
投稿者: kujira77777 投稿日時: 2007/06/15 09:45 投稿番号: [19113 / 62227]
○西委員
時間が迫ってまいりましたので、最後、この間のIWCのことについてお伺いをしたいと思います。
先日、アンカレジで開かれました国際捕鯨委員会、IWCの総会で、日本の代表団が、これも新聞報道です、事実でないということも若干聞いておりますが、IWC脱退や新しい資源管理機関の設立に向けて準備を始める可能性を表明して、異例の厳しい発言となったというふうに言われております。
この趣旨はともかくとして、今回のIWCは、日本にとっては相当の決意をして臨んだ。東京でも事前に会合も開催されましたし、大変な決意を持って臨んだ会合にもかかわらず、なかなか突破ができないというそのもどかしさがこういう表現になってあらわれているんだと思うんです。
報道では、水産庁は政府の方針ではないというふうに否定したという報道も後日出ておりますが、IWCにおけるこの発言について御説明をお願いしたいということが一点と、それから今回のIWC総会の総括と今後の対応についてぜひともお聞かせを願いたいというふうに思います。
○白須政府参考人
今回のIWCの関係につきましての御質問でございます。
まず一点、可能性を表明したというふうな報道があったわけでございます。
我が国は、御案内のとおり、これまでもIWCというものが鯨のいわゆる資源の管理機関であるということで、IWCの正常化に向けまして、あらゆる努力を講じてきたところでございますけれども、今回の総会におきましても、反捕鯨国側が、鯨の持続的な利用を否定いたしまして、IWCの資源管理機関としての役割を放棄している。また、そういうことで、IWCの正常化の可能性がこのままでは見込めないということがほぼ明らかとなったわけでございます。
したがいまして、今後、我が国のIWCに対します対応を根本的に見直す可能性が出てきたというふうなことでございまして、そこで、総会におけます発言の中で、国内の関係者の方から大変強い要請がございます、一つにIWCからの脱退、それから国連海洋法条約に合致をしました新たな国際機関の設立でございますとか、あるいは沿岸小型捕鯨の自主的な再開、こういったことを今後の見直す可能性ということの例示として提示をいたしたというところでございます。それが事実関係でございます。
そこで、今回の総会の総括と今後の対応ということでございますが、この点につきましては、昨年のセントキッツの採択以来、大変反捕鯨国側が危機感を募らせまして、反捕鯨国側五カ国を新たに加盟させたというふうなことで、過半数を上回る状況になったわけでございまして、その結果、総会におきまして、反捕鯨国側がいろいろな調査捕鯨の廃止でございますとか、そういったセントキッツ宣言と相反するような決議を相次いで採択いたしたわけでございます。
そういった中で、我が国の沿岸小型捕鯨の捕獲枠の提案につきまして、まじめな検討が行われなかったということは極めて遺憾でございます。また、委員からもお話がございましたように、私ども、IWCの正常化会合、ことしの二月にも行いまして、そういう努力をずっと続けてきたにもかかわらず、大変に反捕鯨国側がかたくなな態度ということで、IWCの正常化、そのための鯨類の資源管理機関としての機能が回復されなかった点、これも極めて遺憾だというふうに考えております。
しかしながら、我が国の調査捕鯨に対します反捕鯨団体によります危険な妨害行動に対しまして、関係当事国が適切な措置を講じるように要請する決議がコンセンサスで採択されたということにつきましては、これは評価ができるというふうに考えているわけでございます。
今後につきましては、今回の会合の結果をよく分析いたしまして、国内の関係者あるいは持続的利用を支持いたします国々とよく協議をいたしまして、十分御意見をお伺いしながら、先ほどのような可能性も含めて今後の対応を検討してまいりたいと考えておる次第でございます。
時間が迫ってまいりましたので、最後、この間のIWCのことについてお伺いをしたいと思います。
先日、アンカレジで開かれました国際捕鯨委員会、IWCの総会で、日本の代表団が、これも新聞報道です、事実でないということも若干聞いておりますが、IWC脱退や新しい資源管理機関の設立に向けて準備を始める可能性を表明して、異例の厳しい発言となったというふうに言われております。
この趣旨はともかくとして、今回のIWCは、日本にとっては相当の決意をして臨んだ。東京でも事前に会合も開催されましたし、大変な決意を持って臨んだ会合にもかかわらず、なかなか突破ができないというそのもどかしさがこういう表現になってあらわれているんだと思うんです。
報道では、水産庁は政府の方針ではないというふうに否定したという報道も後日出ておりますが、IWCにおけるこの発言について御説明をお願いしたいということが一点と、それから今回のIWC総会の総括と今後の対応についてぜひともお聞かせを願いたいというふうに思います。
○白須政府参考人
今回のIWCの関係につきましての御質問でございます。
まず一点、可能性を表明したというふうな報道があったわけでございます。
我が国は、御案内のとおり、これまでもIWCというものが鯨のいわゆる資源の管理機関であるということで、IWCの正常化に向けまして、あらゆる努力を講じてきたところでございますけれども、今回の総会におきましても、反捕鯨国側が、鯨の持続的な利用を否定いたしまして、IWCの資源管理機関としての役割を放棄している。また、そういうことで、IWCの正常化の可能性がこのままでは見込めないということがほぼ明らかとなったわけでございます。
したがいまして、今後、我が国のIWCに対します対応を根本的に見直す可能性が出てきたというふうなことでございまして、そこで、総会におけます発言の中で、国内の関係者の方から大変強い要請がございます、一つにIWCからの脱退、それから国連海洋法条約に合致をしました新たな国際機関の設立でございますとか、あるいは沿岸小型捕鯨の自主的な再開、こういったことを今後の見直す可能性ということの例示として提示をいたしたというところでございます。それが事実関係でございます。
そこで、今回の総会の総括と今後の対応ということでございますが、この点につきましては、昨年のセントキッツの採択以来、大変反捕鯨国側が危機感を募らせまして、反捕鯨国側五カ国を新たに加盟させたというふうなことで、過半数を上回る状況になったわけでございまして、その結果、総会におきまして、反捕鯨国側がいろいろな調査捕鯨の廃止でございますとか、そういったセントキッツ宣言と相反するような決議を相次いで採択いたしたわけでございます。
そういった中で、我が国の沿岸小型捕鯨の捕獲枠の提案につきまして、まじめな検討が行われなかったということは極めて遺憾でございます。また、委員からもお話がございましたように、私ども、IWCの正常化会合、ことしの二月にも行いまして、そういう努力をずっと続けてきたにもかかわらず、大変に反捕鯨国側がかたくなな態度ということで、IWCの正常化、そのための鯨類の資源管理機関としての機能が回復されなかった点、これも極めて遺憾だというふうに考えております。
しかしながら、我が国の調査捕鯨に対します反捕鯨団体によります危険な妨害行動に対しまして、関係当事国が適切な措置を講じるように要請する決議がコンセンサスで採択されたということにつきましては、これは評価ができるというふうに考えているわけでございます。
今後につきましては、今回の会合の結果をよく分析いたしまして、国内の関係者あるいは持続的利用を支持いたします国々とよく協議をいたしまして、十分御意見をお伺いしながら、先ほどのような可能性も含めて今後の対応を検討してまいりたいと考えておる次第でございます。
これは メッセージ 19112 (kujira77777 さん)への返信です.
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