Re: カリブの島国がなぜ日本の捕鯨を支持せ
投稿者: no_itu_love 投稿日時: 2007/05/07 19:19 投稿番号: [18782 / 62227]
kujira77777さんにお貼りいただいたGPの宣伝サイトを読んでみました。
http://www.greenpeace.or.jp/event/e20070519/view
なるほど、このサイトを読んだ人は、ごく自然に、『そうか、日本はODAを餌にドミニカ共和国の意思に反して捕鯨賛成国の側につくことを強要しているのか』と、思ってしまいますね。
はっきりそうとは書いていないにも関わらず、よほど慎重に読まない限り、そう思ってしまうように巧妙に書かれているからです。
別のページにはこんなことが書いてあります。
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/whale/sato
『今回来日する元ドミニカの環境大臣は、実際に日本のそのような外交政策に抗議して環境大臣を辞任した経験を持ちます。』
これはその前の文章
『政府開発援助(ODA)としての財政援助の見返りに、日本がカリブ、太平洋、アフリカなどの国々に捕鯨に賛成するように働きかけていると言われています。』
を受けていますから、誘導方法としては、まず曖昧で証拠がない事について『○○といわれています』と、責任回避型印象操作をしておいてから、今度は当のカリブ国家の元大臣が『そのような日本の外交政策』に抗議して辞任したと書くことで、日本が実際にODAによる買収を外交政策として行っていると思うように読者をしむけています。
しかし注意深く読むと分かりますが、じつは日本がそのようなことを実際に行っていることを明瞭に示す表現はありません。それはそうでしょう。実際に行っていることを立証できるくらいなら『○○といわれています』なんて書く必要はありませんから。
で、この元環境大臣様は、どのようないきさつで大臣を辞退されたかというと、最初のサイトにはこう書かれています。
『ドミニカ国の環境・計画・農水大臣として国際捕鯨委員会(IWC)に参加していたアサートン・マーチン氏がIWC期間中に突然大臣を辞任することを発表したのは2000年のことです。これは、南太平洋海域に鯨の保護区を設置することに賛成する票を投じようとしたところ、最後になって国から反対票に投票するよう指示があったことへの抗議の印でした。』
なんか、さっきと違ってますね。そうです、ここでは大臣は『そのような日本の外交政策に抗議して』辞めたとは書いてありません。あくまで『本国政府から反対票に投票するように指示があったことへの抗議』の印と書いてあるのです。
これはじつは大きな違いです。ドミニカ共和国政府が環境大臣にそのような指示を出した理由は、裏で日本政府が(ODAを人質に)そのような要求を突きつけた結果であるかもしれないし、あるいは単に「ここは日本に媚を売っておいた方が得策だろう」という自己判断の結果であったかもしれません。
それがどちらか分からない、曖昧に匂わす表現でしか書けないという事実は、実際に日本政府がODAをネタに『働きかけ(買収/強要)』をしたという明瞭な証拠がなく、たんに反捕鯨論者の常識で『そのくらいの事は当然やったにきまってる』という憶測でしかないことを物語っています。
日本のODAが政治的影響力を有するということと、日本が実際にODAを餌に買収や強要を行っているということは、まったく別の事です。前者が問題であるならIWCにおいて『ODAなどの援助供与関係をもつ複数国が同時に決議に参加することはできない』という規則を作るべきです。もし前者が問題ではないにもかかわらず、前者の事実の存在をもって、後者の事実が存在するかのような印象操作を行う場合は、これは虚偽の事実関係を印象づけようとする悪質な誘導行為です。
ところで日本は反捕鯨国家にはODAを供与していないのでしょうか。もしそうならそのような日本の外交影響力がIWC決議において、捕鯨推進派を有利にする目的に使われているという説にも一理あることになります。
http://www.greenpeace.or.jp/event/e20070519/view
なるほど、このサイトを読んだ人は、ごく自然に、『そうか、日本はODAを餌にドミニカ共和国の意思に反して捕鯨賛成国の側につくことを強要しているのか』と、思ってしまいますね。
はっきりそうとは書いていないにも関わらず、よほど慎重に読まない限り、そう思ってしまうように巧妙に書かれているからです。
別のページにはこんなことが書いてあります。
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/whale/sato
『今回来日する元ドミニカの環境大臣は、実際に日本のそのような外交政策に抗議して環境大臣を辞任した経験を持ちます。』
これはその前の文章
『政府開発援助(ODA)としての財政援助の見返りに、日本がカリブ、太平洋、アフリカなどの国々に捕鯨に賛成するように働きかけていると言われています。』
を受けていますから、誘導方法としては、まず曖昧で証拠がない事について『○○といわれています』と、責任回避型印象操作をしておいてから、今度は当のカリブ国家の元大臣が『そのような日本の外交政策』に抗議して辞任したと書くことで、日本が実際にODAによる買収を外交政策として行っていると思うように読者をしむけています。
しかし注意深く読むと分かりますが、じつは日本がそのようなことを実際に行っていることを明瞭に示す表現はありません。それはそうでしょう。実際に行っていることを立証できるくらいなら『○○といわれています』なんて書く必要はありませんから。
で、この元環境大臣様は、どのようないきさつで大臣を辞退されたかというと、最初のサイトにはこう書かれています。
『ドミニカ国の環境・計画・農水大臣として国際捕鯨委員会(IWC)に参加していたアサートン・マーチン氏がIWC期間中に突然大臣を辞任することを発表したのは2000年のことです。これは、南太平洋海域に鯨の保護区を設置することに賛成する票を投じようとしたところ、最後になって国から反対票に投票するよう指示があったことへの抗議の印でした。』
なんか、さっきと違ってますね。そうです、ここでは大臣は『そのような日本の外交政策に抗議して』辞めたとは書いてありません。あくまで『本国政府から反対票に投票するように指示があったことへの抗議』の印と書いてあるのです。
これはじつは大きな違いです。ドミニカ共和国政府が環境大臣にそのような指示を出した理由は、裏で日本政府が(ODAを人質に)そのような要求を突きつけた結果であるかもしれないし、あるいは単に「ここは日本に媚を売っておいた方が得策だろう」という自己判断の結果であったかもしれません。
それがどちらか分からない、曖昧に匂わす表現でしか書けないという事実は、実際に日本政府がODAをネタに『働きかけ(買収/強要)』をしたという明瞭な証拠がなく、たんに反捕鯨論者の常識で『そのくらいの事は当然やったにきまってる』という憶測でしかないことを物語っています。
日本のODAが政治的影響力を有するということと、日本が実際にODAを餌に買収や強要を行っているということは、まったく別の事です。前者が問題であるならIWCにおいて『ODAなどの援助供与関係をもつ複数国が同時に決議に参加することはできない』という規則を作るべきです。もし前者が問題ではないにもかかわらず、前者の事実の存在をもって、後者の事実が存在するかのような印象操作を行う場合は、これは虚偽の事実関係を印象づけようとする悪質な誘導行為です。
ところで日本は反捕鯨国家にはODAを供与していないのでしょうか。もしそうならそのような日本の外交影響力がIWC決議において、捕鯨推進派を有利にする目的に使われているという説にも一理あることになります。
これは メッセージ 18780 (kujira77777 さん)への返信です.
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