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新造船のおはなし(2)

投稿者: kujira77777 投稿日時: 2007/04/28 15:10 投稿番号: [18734 / 62227]
○井上(義)委員
  これは現実的な課題として、調査捕鯨の継続をどう担保していくかという問題があると思います。
  去る二月に、調査捕鯨の母船になっています日新丸、これが九八年に次いで二度目の火災を起こしまして、不幸にして亡くなった方が出ました。御冥福を心からお祈り申し上げたいと思います。
  日新丸は二十年前に建造されて、既に老朽化しているという問題があります。しかも、改造を繰り返しておりまして、安全航行上、操業上も大きな問題を抱えています。私は、調査捕鯨の円滑な実施、それから航海及び乗組員の安全のためにも新船を建造すべきだというふうに考えております。今非常に船価が上がっておりまして、建造着手の時期がおくれると経済的な負担も非常に重くなりますし、それから完成の時期も非常におくれてしまうというようなことで、不測の事態が起こると調査捕鯨が継続できないという状況になりかねないという問題がございます。
  私は、政府としてもそろそろ決断すべき時期が来ているんじゃないか、早急に決断すべきじゃないか、こう思いますけれども、この点についていかがでしょうか。

○白須政府参考人
  ただいまお話がございました、現在、調査捕鯨を実施しておりまして、今回、残念ながら火災を起こしました、この日新丸の代船建造についてということでございますが、お話のとおり、この船は船齢が二十年を超えておるというふうな状況にあるわけでございます。また、大変に過酷な気象条件でございます南極海で長期間にわたりまして調査を行うわけでございますし、また、平成十八年度からは南極海調査におけます捕獲頭数を大幅に拡大しておるといったような状況もあるわけでございますので、ただいまお話しの日新丸の代船建造ということにつきましては、その必要性につきましては、大変にこれは高まってきているのではないかというふうに認識をいたしているわけでございます。
  他方、戦後我が国におきましては、商業捕鯨をやっておりました時代も含めまして、母船の建造は昭和二十六年に一隻を建造して以来やっておらないわけでございまして、半世紀以上の間、新船は建造されておらないということでございます。したがいまして、新船建造を行う場合には、やはり設計に相当な時間がかかるのではないかというふうに考えているわけでございます。
  いずれにいたしましても、日新丸の代船建造につきましては、ただいま申し上げましたような状況を踏まえまして、この船舶の所有者は共同船舶という株式会社でございますし、また調査の実施主体は財団法人の日本鯨類研究所でございます。したがいまして、そういうところとも私どももしっかりと協議をしながら、この代船建造の問題については検討する必要があるというふうに考えている次第でございます。
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