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それは「歴史の経緯」というやつです

投稿者: kujira77777 投稿日時: 2006/11/10 06:57 投稿番号: [16026 / 62227]
>「南極海全域のミンククジラ生息数推定はSOWERのみで行われる」
>というのは、いつ誰が、どこで、どうやって決めた内容かね?

以下[再掲]。

日本主催のミンククジラを殺す捕獲調査JARPAが

南極海全域の約半分でのミンククジラ「生物学的特性」を受け持ち、

IWC主催のミンククジラを殺さない目視調査IDCR-SOWERが

南極海全域のミンククジラ「生息数推定」を受け持つ。



つまり基本的には

JARPAのミンククジラ「生物学的特性」と

IDCR-SOWERのミンククジラ「生息数推定」を

「統合」した結果がきみの言う

ミンククジラ「資源の包括的評価」っていうことになる。



そこでそのミンククジラ「生息数推定」だが

まず「南極海全域のミンククジラ生息数推定」を

行うためにってことで

1978/79年期からのIDCR(IWC主催のクジラを殺さない目視調査)が

その役割を担ったということ。

そしてその「生データ」を基に1990年に

「南極海全域のミンククジラ生息数推定」が得られたということ。



そしてそれとはまったく別に1987/89年期から

南極海全域ではない隔年での4区と5区だけの

JARPA(日本の殺してナンボの捕獲調査)が始まったということ。

この殺しの捕鯨は当初目視調査は行っておらず

(いつだか忘れたけど)後年行い始めたということ。

勿論この捕鯨は1990年の「南極海全域のミンククジラ生息数推定」には

まったく関係していないということ。


そしてこの目視調査から得られたデータが

「南極海全域のミンククジラ生息数推定」に

使われることを良しとする科学委員会での合意は

今の今までただの一度もなかったし

「使おうか?」なる意見も出たことなどなかったということ。


そりゃそうだ、なぜなら

特定の区域だけJARPAのデータからの影響を認めれば

「南極海全域のミンククジラ生息数推定」というものの

「科学的整合性」というものが失われてしまうからだ。

しかも目視調査の仕方が若干違う。

目視調査の仕方が若干違うそういった方法から得られたデータを

IDCR-SOWERのデータに加味すればそれはすなわち

「科学的整合性」の欠如を意味する。


実際ある年(1999年?)において4区だから5区かで

IDCR-SOWERから得られたデータと

JARPAから得られたデータとの間に有意な差が認められたが

もちろん「南極海全域のミンククジラ生息数推定」といった点においては

IDCR-SOWERから得られたデータのみが使われたという経緯などもある。
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