戦前の日本の遠洋捕鯨の主目的は
投稿者: nobu_ichi95 投稿日時: 2006/08/05 09:29 投稿番号: [13719 / 62227]
鯨油生産である。
これは冷凍保存技術の未発達であることと、当時の沿岸捕鯨保護と食料需要の安定性があったものと考える。
したがって、採油効率が良くなく、持ち込み制限のある赤身肉は海洋投棄となった。
しかし、終戦後、大型・中型漁船の殆どを徴用後海没させ、わずかに残った軍用輸送船は復員作業後は戦時賠償として取り上げられた。
(小笠原捕鯨の一等輸送艦の多くは米軍からの再貸与形式。なお、蛇足ながらニュージーランドは戦時賠償として、戦時標準船改造の捕鯨母船を要求してGHQに却下されている。)
その後も復員・海外撤収による急激な人口回復と海外生産・輸入拠点を全て喪失した日本は、すぐに激烈な食料危機に陥った。
その事が、初めて本格的な鯨肉需要を生んだのだと言うことには間違いないだろう。
しかしながら、まだ技術・資金は追随できてはいなかった。
その頃に登場した南氷洋捕鯨の母船である粗悪な戦時標準船の貴重な生き残りを改造した天洋丸は、まだ塩蔵工船であり、当時の日本に高価な冷凍大型船など簡単に建造できるものではなかったことが覗える。
これは メッセージ 13717 (nobu_ichi95 さん)への返信です.
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