Re: 鯨は漁の対象ではなく“エビス様”
投稿者: kujira77777 投稿日時: 2006/06/04 12:25 投稿番号: [11956 / 62227]
(静岡県沼津では)
ところがこの「内浦漁民史料」を整理している内に、
鯨は鯨子といってマグロやカツオなど一緒に連れてくる
ことから、漁民はむしろ鯨に親しみと尊敬の念をもっていた
ことが判ったと書いている。
内浦辺りでは鯨はマグロやカツオなどの浮遊魚を
連れてくる魚と捉え、信仰に近い形で鯨は捕ることもなかった。
鯨がプランクトンや小魚を追ってくるとそのおこぼれを頂戴すべく、
マグロやカツオがついてくるという仕組みのようであり、また、
イワシなどは鯨の時にはそんなこともないが、マグロやカツオに
追われると、ものすごい数で一か所に固まる。こんどはそれを
鯨が頂戴するという共生関係にあったようだ。
ところが黒潮の流入口、富士川下流域辺りでは、
逆に鯨はよく捕ったようである。小舟を沢山出して、
銛を鯨に打ち込んで捕らえるが、その時にはまさに一面血の海となり、
それが黒潮に運ばれて、三浦地区に流れ込み、三浦地区の漁獲高に
影響するようになる。
そこでたとえば重寺辺りでは、富士川下流域の漁師に対して、
鯨捕りをやめるよう訴えを起こすことになる。
そんな古文書も発見されている。
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/sisetu/rekimin/suruga/08/suruga08.htm
これは メッセージ 11955 (kujira77777 さん)への返信です.
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