『クジラの死体はかく語る』_1
投稿者: capt_paul_watson 投稿日時: 2008/06/28 09:38 投稿番号: [79 / 2396]
●・日本のクジラ研究者はクジラを「殺して」調べても、ろくに研究発表しない
殺さずに調査をしている国々からは、ばしばし調査成果があがっているのに
・公式には、日本近海にはクジラはいないというアホなタテマエになっている
・クジラを研究していない日本人が、勝手に日本のクジラ研究者の代表をやる
●・食えないほど汚染されているクジラ・イルカ肉が、フツーに売られ食われている
・捕殺されているはずがない超希少種のクジラまで日本で食肉になり売られていた
・食うか、かわいがるか、止まりな浅い日本のクジラ観(文化?)が国民の命取り
この本の柱は2本。
日本の行政(研究や政治込み)のダメダメさ。
クジラも人間も襲う海洋汚染の恐怖。
●激しい汚染
・食物連鎖の頂点、有毒物質の集積所になる海棲哺乳類は、
魚をよく食べる人間より先に、毒味をしてPCBや水銀、貝毒にやられて死んでいく
・死んだクジラ、漂着したイルカを食べるのは問題外、毒を食うようなもの
・クジラやイルカを調べると、海の汚染状況がわかり、
魚介食の人たちの健康を守ることにつながる
・いまどきのクジラ・イルカ類はとんでもなく高濃度のPCBや水銀を蓄積している
・脳をダメにしてボケを招く貝毒(ドーモイ酸)もクジラ・イルカ類には豊富
このさき癌や認知症が当たり前になりつつある今日このごろ、何が原因で病気になったのかわからないまま死んでいくよりは、今のうちにたくさんクジラを食べて、自分の死病を「国の怠慢」のせいにすれば、うまくすれば国を訴えて補償をゲットできるかも。
アスベストみたいに特異的な癌(中皮腫)になれるわけではないけれど、少なくとも「自分が病気になったのは毒クジラ肉を放置していた国のせい」とやつあたりして気を晴らすことはできるでしょう。
●遺伝子解析によるプロファイリング
・海外はクジラ各個体を識別しリストアップしまくっている:日本はおいてけぼり
・日本で売られていたクジラ肉(ミンククジラのハズなのに)を調べたら、
ありえない肉がぞろぞろ出てきた(1999年当時の発表)
実は馬の肉、実は羊の肉、実はシャチの肉、超稀少なシロナガスクジラの肉も!
水銀毒まみれのマッコウクジラも、素性を伏せて売られていた。
誰が殺したのか、なぜ日本で売られているのか、わからないどころか、なぜ日本では自国民の命に関わることなのにまともに調査さえしてくれないのか。
●本自体は:
現場で志を持ちながら、その志をどう生かせばいいのかつかみきれぬまま、憤懣と杞憂をたくさん抱えながら行政の不備の中で翻弄される者の声が書き連ねられている。
言いたいことはたくさんあるのだろうけれど、強調したいことだらけではちきれそうなのだろうけど、言いたいことはひととおり伝わりはするけれど、話の中、前後重複は多いわ、顛末しぼりきれてないわ、連想と感情で筋道つなげましたみたいな、良く言えば初々しい、悪く言えば詰めが甘くて著作としてはまだまだ素人。
良く言えば現場からの声。
悪く言えば、総合的視点、大局把握(政治込み)が物足りない。
さらには、これらの問題を読んだ人間は「どうすればいいのか」示唆もなくほったらかしな気配りのなさが悔やまれる。
どこに問い合わせればいいのか、どこにアクセスすればその後の展開が見られるのか、どこに働きかければ状況を改善していけるのか、何も与えないまま「クジラさんかわいそう」みたいに終わっているのでこれじゃ「著者と同じ無力な憤懣と杞憂の中にあなたも放置プレイね」みたいな。
編集側で気を効かせられなかったのか。
もう誰かがやってしまっているかもしれないが、この主題は個人レポを廃して大局やノウハウを加味し、書き直して再度世に問う余地はあると思う。
殺さずに調査をしている国々からは、ばしばし調査成果があがっているのに
・公式には、日本近海にはクジラはいないというアホなタテマエになっている
・クジラを研究していない日本人が、勝手に日本のクジラ研究者の代表をやる
●・食えないほど汚染されているクジラ・イルカ肉が、フツーに売られ食われている
・捕殺されているはずがない超希少種のクジラまで日本で食肉になり売られていた
・食うか、かわいがるか、止まりな浅い日本のクジラ観(文化?)が国民の命取り
この本の柱は2本。
日本の行政(研究や政治込み)のダメダメさ。
クジラも人間も襲う海洋汚染の恐怖。
●激しい汚染
・食物連鎖の頂点、有毒物質の集積所になる海棲哺乳類は、
魚をよく食べる人間より先に、毒味をしてPCBや水銀、貝毒にやられて死んでいく
・死んだクジラ、漂着したイルカを食べるのは問題外、毒を食うようなもの
・クジラやイルカを調べると、海の汚染状況がわかり、
魚介食の人たちの健康を守ることにつながる
・いまどきのクジラ・イルカ類はとんでもなく高濃度のPCBや水銀を蓄積している
・脳をダメにしてボケを招く貝毒(ドーモイ酸)もクジラ・イルカ類には豊富
このさき癌や認知症が当たり前になりつつある今日このごろ、何が原因で病気になったのかわからないまま死んでいくよりは、今のうちにたくさんクジラを食べて、自分の死病を「国の怠慢」のせいにすれば、うまくすれば国を訴えて補償をゲットできるかも。
アスベストみたいに特異的な癌(中皮腫)になれるわけではないけれど、少なくとも「自分が病気になったのは毒クジラ肉を放置していた国のせい」とやつあたりして気を晴らすことはできるでしょう。
●遺伝子解析によるプロファイリング
・海外はクジラ各個体を識別しリストアップしまくっている:日本はおいてけぼり
・日本で売られていたクジラ肉(ミンククジラのハズなのに)を調べたら、
ありえない肉がぞろぞろ出てきた(1999年当時の発表)
実は馬の肉、実は羊の肉、実はシャチの肉、超稀少なシロナガスクジラの肉も!
水銀毒まみれのマッコウクジラも、素性を伏せて売られていた。
誰が殺したのか、なぜ日本で売られているのか、わからないどころか、なぜ日本では自国民の命に関わることなのにまともに調査さえしてくれないのか。
●本自体は:
現場で志を持ちながら、その志をどう生かせばいいのかつかみきれぬまま、憤懣と杞憂をたくさん抱えながら行政の不備の中で翻弄される者の声が書き連ねられている。
言いたいことはたくさんあるのだろうけれど、強調したいことだらけではちきれそうなのだろうけど、言いたいことはひととおり伝わりはするけれど、話の中、前後重複は多いわ、顛末しぼりきれてないわ、連想と感情で筋道つなげましたみたいな、良く言えば初々しい、悪く言えば詰めが甘くて著作としてはまだまだ素人。
良く言えば現場からの声。
悪く言えば、総合的視点、大局把握(政治込み)が物足りない。
さらには、これらの問題を読んだ人間は「どうすればいいのか」示唆もなくほったらかしな気配りのなさが悔やまれる。
どこに問い合わせればいいのか、どこにアクセスすればその後の展開が見られるのか、どこに働きかければ状況を改善していけるのか、何も与えないまま「クジラさんかわいそう」みたいに終わっているのでこれじゃ「著者と同じ無力な憤懣と杞憂の中にあなたも放置プレイね」みたいな。
編集側で気を効かせられなかったのか。
もう誰かがやってしまっているかもしれないが、この主題は個人レポを廃して大局やノウハウを加味し、書き直して再度世に問う余地はあると思う。
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