鯨類の保護について

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クジラと環境_3

投稿者: capt_paul_watson 投稿日時: 2008/06/18 11:32 投稿番号: [53 / 2396]
  それでも必要な資源として自然を利用しなくてはならないときは、ルールに則り抑制的な利用を図る必要があります。
持続的利用というのも考え方のひとつですが、自然度のより高い地域を核となる自然保護区(コア・ゾーン)として人間の介入を厳密に制限し、周辺に緩衝地帯(バッファ・ゾーン)を設けるというのも、有効な自然保護の手法として国際的に広く認められています(身近なところでは原生林と里山がこれにあたります。地球規模では、固有度が高くどこの国にも属さない利点もあることから南極と周辺海域を野生動物のサンクチュアリにするというのは理にかなっているでしょう・・)。すでに痛めつけてしまった自然に対しては、伝統的な狩猟や漁業において理解されているように、十分な回復がみられるまでそっとしておく(モラトリアムの設定)ことも肝要でしょう(そう、例えば、商業捕鯨によって鯨類のトータルのバイオマスを大幅に減少させてしまった南極海のように・・)。ともあれ、自然はできる限り手をつけないにこしたことはありません。今日では環境問題を考えるにあたって、保護することと利用することの社会的・経済的重みづけを行い、比較考証することが求められています。要するに、果たして利用するだけの正当な理由があるかどうか十分吟味し、生態系の保全とどちらを優先すべきか天秤にかけるわけですね(例えば、飽食し放題のアジアの一国が、本来ニンゲンがその一員でないところの南極の野生を貪っていいのかetc.・・)。また、熱帯林、深海、南極圏など、人類が進出してから歴史が浅く、身近な自然としての体感的な理解、知識の蓄積のない"不慣れ"な生態系に対しては、その利用にいっそう慎重でなければなりません。そもそも、汚染や乱開発、乱獲によって身近な自然が荒廃してさえいなければ、無用に手を広げて豊かな自然の価値を損ねる必要はないのですから。
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