環境問題について改善策を考えよう。

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それが一番の問題でしょうね。

投稿者: chikengodzilla 投稿日時: 2002/09/01 09:57 投稿番号: [397 / 1126]
地球環境問題で、一番厄介なのが、そういう一人一人の感覚でしょうね。
日本以外の国の農業では揚水にかかるエネルギーはかなり大きいんですよ。平坦な大陸国が多いから。

ま、それはそれとして、日本での感覚は世界全体では理解するのは難しいということです。その日本についても、エネルギーというところから眺めた歴史を見る目を持った人はまだまだ少ないと思います。

いわゆる貧しい国と豊かな国という表現は、別の尺度で言い表せば、
「貧しい国」=一人の国民が使えるエネルギーが少ない国
「豊かな国」=一人の国民が使えるエネルギーが豊かな国
と見ることも可能です。この格差は年々拡大する一方であり、これを何とかしなければということがあるのですが、その場合、当然、人道的な見地から見れば、先進国側に近い方側で収斂させるしか手が無い訳です。

ところで、日本の経験というか歴史なんですけど、一人当たりのエネルギー使用量が急拡大したのは、戦後安い石油が手に入るようになってからです。これはどれくらいの程度のものかというと、戦前の国民一人当たりのエネルギー使用量から現在のそれへは、約50倍に拡大しています。つまり、戦前の日本人一人が1年間トータルで使うエネルギーを、今の日本人は1週間で使うほど、日本のエネルギー消費はすさまじいものになっています。

ところが、現在の途上国の大半は、この戦前の日本レベルのエネルギー消費にも達していない。一方、そんなところでも、なけなしのエネルギーを、ほとんどの場合唯一の基幹産業となっている農業に回す、というのは、そういう立場にあれば十分「健全な」判断だと思います。

すると、戦前と今の日本の比較の比率は、世界人口の約7割を占める、エネルギー小消費国の今後のエネルギー消費がどこまで伸びる可能性があるのかを間接的に示唆していると見ることもできるということになります。

既に国際機関の議論などでは、先進国の適正エネルギー使用量の目安なども話題には上がっていますが、現状のエネルギー使用量を引き下げることを自国民に納得させらると思っている政府は一つもありません。
一方、途上国については、電気も無い、水もない、食料も満足にないという状況から抜け出し、豊かになろうとすることのどこが悪いのかという論陣を誰も否定できません。

従って、地球全体で今後人類全部が仲良く繁栄するためには、今の石油エネルギーを代替すればいいというレベルではなく、今使っているエネルギー総量の数十倍のエネルギー量が、どう少なく見積もっても必要と考えなければならないという結論になります。

こんな莫大なエネルギーを生産でき、しかも地球環境そのものを破壊できずに済みそうなものは、結局「核融合」しか見当たらないと考えられているわけです。

つまり、グリーンシナリオにしても、抜本対策というより、中間のツナギとしての意味合いが強いシナリオだということになります。
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