水素ってのは意外とやっかいモノです。
投稿者: chikengodzilla 投稿日時: 2002/08/30 10:13 投稿番号: [389 / 1126]
ガス屋さんに行くと、色分けした鉄のボンベでガス売ってますよね。
これが二酸化炭素、これがヘリウムって具合に。ところが水素ってのは、こうした形では普通は置いてません。
どうしてかって言うと、水素分子があまりにも小さく、金属分子の間をすり抜けて、外へ逃げてしまうからなんです。
Metal Hydride、つまり水素吸蔵合金を、自動車メーカーが盛んに研究している理由はここにあります。
水素はガス体ですが、原子としては金属元素の一種でもあり(元素の周期律表をみれば分かりますが)重金属の仲間の分子と出会うと、一時的に強く結合することがあるんですね。このメカニズム自体、まだ実はよく分かっていないんですけど。
とにかく、今分かっている状態というのは、水素自体をボンベに詰めたり、パイプを通したりすると、そこらじゅうからガス漏れをしてしまってとても役に立たない。
それで、今燃料電池車の水素ステーションの構想では、水素の運搬と貯蔵には、Metal Hydrideを使って行うということにするか、あるいは、メタノールの形にしてしまう(改質)となってるわけです。
これは メッセージ 388 (hiro5_6789 さん)への返信です.
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