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水Ⅱ

投稿者: swanslab 投稿日時: 2001/10/11 00:00 投稿番号: [251 / 1126]
  エストニアでは、農民たちは鋤ですいたり、まぐわでならしたりすることを、裸で行なうとよい収穫が得られるという。ヒンヅー教の女性は、旱魃の期間に裸で出かけてゆき、畑を鋤で引っ掻き回す。そしてまたこのエロティックな農業呪術と関連して、われわれは、その年初めて鋤で畑をすく前に、その鋤に水をふりかけることが、きわめて共通したならわしであることに注意せねばならない。ここでの水は、ただ単に雨を象徴化したものではなく、また男性精液の意義をも有するのである。

  ドイツでは鋤き手はしばしば水をふりかけられる。これはフィンランドやエストニアでも同様である。インドの古典には、雨がここで男女間の関係における精液がはたすのと同じ役割をつとめることを明らかにしている。そして農耕がさらに発達するようになると、それは人間に一層重要な役割を与えるようになる。もし婦人が土壌と同一視されるなら、男性はみずからを大地を多産ならしめる種子のひとつと感じるようになる。インドの儀礼には、稲種は女性をして多産ならしめるスペルム(精虫)に擬せられる。『大地・農耕・女性』M.Eliade

こんにちは、kam2styleさん。

水のイメージは多彩ですね。こういう世界もなかなか面白いでしょう。
あんまり悲観的にならないで、人々の生活を見つめなおしたいですね。
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