マンション建設
投稿者: swanslab 投稿日時: 2001/10/08 18:47 投稿番号: [245 / 1126]
yamaY2K1さん
こんにちは
>市場メカとは別にして考えるべきとのご意見には賛成ですが、環境問題は市場メカと分けられないとの思いもありまして、混乱してます。
投稿者: yamaY2K1
日時: 2001年10月08日 午後 1時13分
そうですね。ほんとうは、あんまりすっきりしない。むりやりまとめているんです。
① Civil Law(民法)はそもそも、自由で対等な人間関係を前提としていますが、18世紀のブルジョアの論理を現代の市場主義にそのまま当てはめるわけにはいきません。もともとの権利者と取引関係に入った者とのどちらを保護するかという、解釈テクニックが法律上の主な争点。
② 都市計画の失敗という論点は、政策の失敗とともに市場メカニズムの失敗でもあります。
市場メカニズムというのは、たとえば、東京に人や企業が集中するのは集中による利益が費用を上回るからであり、この大小関係が逆転すれば集中は収まるといった考え方。しかし、関西学院大の林宣嗣教授は次のようにいう。
「市場メカニズムでは私的利益が私的費用を上回る限り、東京への集中が継続する。つまり、東京に移り住むことは転居費用や高い物価など新たな費用を発生させるが、それよりも高所得による生活水準の向上することによる利益の方が大きいと考えれば、人々は東京で暮らすことを選ぶであろう。企業にしても、東京に立地するかどうかの判断は、獲得できる利潤と、必要となる費用の間の大小関係に係っている。
しかし、この計算のなかには、東京集中によって混雑が発生し、すでに住んでいた人々や企業に対してもたらすであろう不利益(これを社会的費用という)はふくまれていない。例えば運転に不慣れなドライバーが高速道路を利用したために交通渋滞が起こったとしよう。このドライバーは、他のドライバーに対して与えた不利益には無関心である。これと同じような現象が都市全体で起こるのである。」10/1日経新聞
その上さらに、自由主義経済の論理は、エコノミーもエコロジーも語源は同じであるくせに、環境という落とし穴を持っていた。環境費用を内部化すりゃあいいじゃないかとえらく簡単に言ってのける経済学者もいるけれど、市場原理はそれ自体の論理では、環境負荷を費用という形で値段をつけることにすら、うまく機能していないのが現状でしょう。
①は市場ゲームのプレーヤー自体の瑕疵が論点。⇒個別事例
②は市場ルール自体の瑕疵が論点。⇒個別ケース
↓
③そして環境をどう評価するか、あるいは、どういう関係をもつかを①、②を踏まえつつ考えつづける。
これが私のスタンスです。
すいません。もう、むずかしすぎました。あんまり気にしないでください。
>市場メカとは別にして考えるべきとのご意見には賛成ですが、環境問題は市場メカと分けられないとの思いもありまして、混乱してます。
投稿者: yamaY2K1
日時: 2001年10月08日 午後 1時13分
そうですね。ほんとうは、あんまりすっきりしない。むりやりまとめているんです。
① Civil Law(民法)はそもそも、自由で対等な人間関係を前提としていますが、18世紀のブルジョアの論理を現代の市場主義にそのまま当てはめるわけにはいきません。もともとの権利者と取引関係に入った者とのどちらを保護するかという、解釈テクニックが法律上の主な争点。
② 都市計画の失敗という論点は、政策の失敗とともに市場メカニズムの失敗でもあります。
市場メカニズムというのは、たとえば、東京に人や企業が集中するのは集中による利益が費用を上回るからであり、この大小関係が逆転すれば集中は収まるといった考え方。しかし、関西学院大の林宣嗣教授は次のようにいう。
「市場メカニズムでは私的利益が私的費用を上回る限り、東京への集中が継続する。つまり、東京に移り住むことは転居費用や高い物価など新たな費用を発生させるが、それよりも高所得による生活水準の向上することによる利益の方が大きいと考えれば、人々は東京で暮らすことを選ぶであろう。企業にしても、東京に立地するかどうかの判断は、獲得できる利潤と、必要となる費用の間の大小関係に係っている。
しかし、この計算のなかには、東京集中によって混雑が発生し、すでに住んでいた人々や企業に対してもたらすであろう不利益(これを社会的費用という)はふくまれていない。例えば運転に不慣れなドライバーが高速道路を利用したために交通渋滞が起こったとしよう。このドライバーは、他のドライバーに対して与えた不利益には無関心である。これと同じような現象が都市全体で起こるのである。」10/1日経新聞
その上さらに、自由主義経済の論理は、エコノミーもエコロジーも語源は同じであるくせに、環境という落とし穴を持っていた。環境費用を内部化すりゃあいいじゃないかとえらく簡単に言ってのける経済学者もいるけれど、市場原理はそれ自体の論理では、環境負荷を費用という形で値段をつけることにすら、うまく機能していないのが現状でしょう。
①は市場ゲームのプレーヤー自体の瑕疵が論点。⇒個別事例
②は市場ルール自体の瑕疵が論点。⇒個別ケース
↓
③そして環境をどう評価するか、あるいは、どういう関係をもつかを①、②を踏まえつつ考えつづける。
これが私のスタンスです。
すいません。もう、むずかしすぎました。あんまり気にしないでください。
これは メッセージ 243 (yamaY2K1 さん)への返信です.