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女性宮家について

投稿者: freevinus 投稿日時: 2012/01/16 01:53 投稿番号: [15779 / 15828]
http://www.news-postseven.com/archives/20120115_78424.html


皇統の安定的な継承のために、「女性宮家創設」へ踏み出しつつある。野田佳彦首相は12月1日の会見で「緊急性の高い課題」であるとの認識を明確に示した。これは10月5日に、宮内庁の羽毛田信吾長官が首相に、現行の皇室典範のままでは女性皇族方が結婚を機に皇籍を離れ、今後皇族方が減少する懸念を伝えていたことを受けてのものだ。これからの皇室の繁栄のために、政治は何をすべきか。皇位継承問題の本質を高森明勅氏が論ずる。
*   *   *
遅すぎた感はあるが、女性宮家創設に向けて第一歩を踏み出したことは評価したい。
皇統の安定的な継承をいかに実現するかという議論は、悠仁親王殿下のご誕生以降、滞っていた。悠仁殿下のご誕生は大変喜ばしいことであったし、日本中を明るい気持ちにさせた。しかし、このままでは女性皇族方が今後ご結婚をされて続々と皇室を去っていく。そうなればいずれ悠仁殿下たったお一人で皇室の将来を支えていくことになり、膨大なご公務が集中する。
その意味で、女性宮家を創設し、ご結婚された後も皇族として残られる道を作ることは非常に意義がある。
女性宮家を創設するには皇室典範の改正が必要だが、そもそも、皇室典範は皇室の「家法」だ。本来ならば家長である天皇陛下が、皇族方と信頼できる顧問らにお諮りになった上で、自らお定めになるのが筋だ。
しかし、現行憲法下では、国会の議決に委ねることになっている。政治マターとなっていること自体がおかしいのだが、そう定められている以上、天皇陛下のご意思を反映するため、政治家が適切な行動をせねばならない。
天皇陛下はこのテーマに直接ご発言ができず、非常に制約があるが、我々は陛下の過去のご発言や側近の発言から慎重にご真意を拝察できる。
2009年11月、陛下はご即位20周年に際した記者会見で、記者の質問にあった「皇族方の数が非常に少なくなり、皇位の安定的継承が難しくなる可能性がある」との言葉を受けて、わざわざ「皇位の継承という点で、皇室の現状については、質問のとおりだと思います」と言及された。
さらに、「皇位継承の制度にかかわることについては、国会の議論に委ねるべきであると思いますが、将来の皇室のあり方については、皇太子とそれを支える秋篠宮の考えが尊重されることが重要と思います」と踏み込んだ発言をされている。
また、10年以上にわたり、陛下のおそばに仕えた渡邉允前侍従長も2010年1月にテレビ番組に出演して、私的な意見とことわった上で、「眞子さま、佳子さま、愛子さまが結婚なさっても、一応皇室に残られて、皇族としてその時の天皇をお助けになるという体制を作らないといけないのではないかと思います」と発言している。
09年11月の日経新聞でも「皇統議論は将来の世代に委ね、今は議論しないという前提で女性宮家設立に合意できないものか。女系ありきではなく、様々な可能性が残る」と語っている。
さらに今回、羽毛田長官はわざわざ野田首相に会って将来の「懸念」を表明している。よほどのことがなくては、このような行動はないだろう。渡邉前侍従長や羽毛田長官の言動が陛下のご意思と無縁だと考えるのは無理がある。
【旧宮家系男子の実情はどうなっているのか】
しかし、それでも羽毛田長官らの言動を陛下のご意思とは全く無関係であるかのように論じる者がいる。彼ら女性宮家創設に反対する者の多くは、「男系」限定論者である。
その主張は、旧宮家出身の国民男子が何らかの形で皇籍を取得することによって男系の血統を繋ぐというものだ。一般国民として生まれ、民間で生活していた者が結婚という事情もなく、ある日突然、皇族になったところで、国民から尊敬の念を集められるとは思えない。
女性宮家創設について「男系維持策を優先して探るべきだ」との意見もある。だが、そのためには旧宮家出身の男子を皇族にする以外、方法はないのに、かなり前に取材が試みられて以来、誰もその男子の実情調査すらしてこなかった。
さきごろ『週刊新潮』(12月15日号)が旧宮家出身の男子を片っ端から取材した記事を掲載したが、皇籍取得の意思を示す者は皆無だった。長年にわたりそのような調査すらせず、「女性宮家反対」を唱えるのはあまりに無責任ではないか。









女性宮家が歴史上、皇統存続に必要であった事は歴史的事実です。

とはいえ、現代においては、一夫一婦制を皇統にも当てはめているというより過酷な現実があります。

日本にとって最も重要であるのは万世一系を堅持する日本皇室であることは論を待ちません。

その精神は寛容という特徴を持つものでした。
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