捕鯨は日本の恥

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森林は海に繋がる1

投稿者: qt356skr235 投稿日時: 2010/08/14 04:27 投稿番号: [11890 / 15828]
『魚つき保安林』という日本特有の森林があります。
江戸時代から沿岸漁民の知恵として水産資源の保全のために重要であることが認識されていました。魚附場、小魚蔭林、魚隠林、魚著山、魚付林、魚寄林、網代呂山、魚取場山、魚付山、魚附山、海辺魚附除山、海上網代、海上魚附山、鯨漁場魚附山定漕林、櫓床山、網代黒み山、黒み山、等などと言う名前で呼ばれています。藩によっては禁伐にした森林すらありました。
このような魚つき保安林は平成14年3月現在、全国で約25,137haあるそうです。

森林の魚つき機能について解説します。
(1)土砂の流出を防止して、河川水の汚濁化を防ぐ。
(2)清澄な淡水を供給する。
(3)栄養物質、餌料を河川・海洋の生物に提供する等があると考えられています。

森林の魚つき機能は古くから漁民にはよく知られていて、水産庁の平成6年度の定置網漁業と森林に関するアンケート調査の結果、全国1400余の定置網業者の約80%が森林の定置網漁業に対する効果を認識していることが分かりました。
また、整備して欲しい魚つき林の場所は、海岸沿い、河川上流河畔、山腹、河川下流河畔等であり、育成したい森林のタイプは、落葉広葉樹林、マツ林、常緑広葉樹林等でした。
このアンケート結果を裏付けるように、最近は、河川の上流域において漁民や一般市民による魚つき林造成が全国的に行われています。

森林状態と水産資源
漁民の経験的知識として例えば沿岸域に鬱そうとした森林がある場所は好漁場があり、森林の荒廃した場所では魚が近づかなくなった事例が多くあるそうです。このように我が国の沿岸部の森林の破壊による水産資源の減少と森林の復活による水産資源の回復に深い関係のあることが経験的に知られていたと思われます。
この様に陸上の山・森林・平野の破壊は河川を通じて海に繋がっているのです。陸の問題は海洋の問題なのです。林業・農業・畜産業・人々の生活が河川を通じて海洋に影響をもたらしているのです。

陸上の環境破壊は河川を通じて海洋汚染を引き起こしています。この構造は昔は水俣病で明らかになった様に工業廃水の杜撰な管理が原因の公害の形で強く意識されましたが現在の構造は様変わりしています。山岳地帯の森林破壊、平野部の肥料に含まれるリン・窒素化合物を大量に含む農業廃水や生活廃水がもたらす陸上の環境破壊要因を起源とする問題は河川を通じて海洋・湖沼汚染に転化されます。
勿論生活廃水・工業廃水の問題は看過出来ませんが現在では農業廃水の問題がもたらす富栄養化は生態系に影響を及ぼし生物多様性の減少要因になっています。赤潮、青潮の問題が漁業に深刻な打撃を与えています。
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