今後、関係者はどんどん起訴される?
投稿者: fabyondarona 投稿日時: 2004/01/11 01:17 投稿番号: [99797 / 232612]
りなく犯罪に近い疑惑の数々
ところでこの事件に先駆けて出てきたのが「朝銀信組疑惑」の数々だった。
そのひとつひとつをここに列挙し、解説してみよう。
①朝鮮出版会館の融資疑惑
この事件を最初に取り上げた週刊『AERA』(一九九三年三月三十日)が指摘したのは、せいぜい三十億円前後の担保価値しかない東京都文京区にある朝鮮出版会館を担保に、朝銀東京信用組合が朝鮮総聯の財政局副局長という個人に十七億三千万円の巨額融資をしていた(貸し出しは平成二年に行なわれていた)こと、さらに同じ建物に朝銀大阪信用組合、同神奈川信用組合などが六十五億円の融資を行なっていたことである。しかもその融資先は幽霊カンパニーと分かるものや、実際には存在しない事業所だったのである。
これは一目瞭然の朝鮮総聯と朝銀信用組合の合作劇であった。この事件が明るみに出て朝銀東京信組の幹部はあわてて、管轄の東京都労働経済局信用組合課に出向き謝罪した。しかし問題はこの総額八十二億三千万円の金がどのように使われたかである。
前出の老朝鮮総聯元幹部は「それは間違いなく北への献金に使われた」と言う。この人の証言では、「送金のやり方はかつては新潟港から出る北朝鮮向けの船に乗せた。その際に、砂糖袋の中に現金を入れることもあったし、船にいる北朝鮮政府の幹部に手渡したりしたが、いまでは第三国、香港とかを通じて送ったりしている」ともいう。
事情に通じた人の話だけに可能性の高い証言といえるだろう。
②八王子・朝鮮総聯中央学院のズサン融資
実は融資の実態が不透明なものは朝鮮出版会館だけではなかった。同じく『AERA』(九三年八月三日)が捜し当てたのが東京都八王子市叶谷町にある朝鮮総聯中央学院のものだった。
ここは一〇、五三二平方メートルもの広大な敷地をもっていて、朝鮮総聯の一部局といわれる。所有者は関東興業(その前の所有者は韓徳銖朝鮮総聯議長、金日成死去のセレモニーに際してナンバー3の位置にいた人物)だが、この会社は総聯本部の建物の所有者であり、総聯の関連不動産管理会社。時価はいくら高く見積もっても約二十億円程度。ここに昭和六十一年から平成四年にかけてなんと総額百三十七億円もの根抵当権がつけられていたのである。
それらを融資した金融機関は五社。朝銀東京信組、同神奈川信組、同福岡信組そして、先に書いたサラ金企業の共同開発とたくぎん抵当証券だった。
問題は根抵当権の異常な額だけではなかった。ここでも返済が不可能だと思われる個人や実態の知れない企業に融資していたのである。その内訳は、朝日サンサ(サンサとはハングルで商事会社の意味)に二十億円、朝鮮特産物販売に二十一億円、そして徐明子(ソ・ミョンジャ)氏に二十六億円、沈光允(シム・クァンユン)氏に十一億円、新栄通商に二十四億円、ナビックジャパンに二十億円といったもの。
ところが徐氏は主婦(夫は当時朝銀神奈川信組の常務理事)、沈氏は九州の福岡に住み、朝鮮総聯福岡県本部の職員(警備員のような仕事をしている)だった。また朝日サンサという企業は東京・築地に本社登録はしているものの、実態はかなり怪しい会社なのであった。ここでも前述のように百三十七億円という金が果たして何に使われたのか疑問だ。
そこで謄本をとって融資の実態を調べて驚いた。根抵当権の設定が平成二年に集中していた。七件のうち四件がこの年であり、総額八十七億円にも上っていたのである。
この平成二年という年の十月十日、北朝鮮では「朝鮮労働党四十周年」の祭典が大々的に開催されていたのである。その半年前には「金丸訪問団」が北朝鮮に行っていることも無関係とは思われない。この資金に回された疑いが濃い……という人たちに、取材していて何人も会った。
ここまでは他誌が書いたりしたものを、再度調べ直してみたものだが、次はミニコミ紙に出ていた記事を頼りに、あるいは人づてに聞いた事実を元に取材したものである(『諸君」一九九四年十二月号に発表したものに加筆)。実に複雑な人間関係とズサンな、というだけでは済まされない「無責任」あるいは「犯罪的」とすらいえる朝銀の体質が明らかになってくる。
ところでこの事件に先駆けて出てきたのが「朝銀信組疑惑」の数々だった。
そのひとつひとつをここに列挙し、解説してみよう。
①朝鮮出版会館の融資疑惑
この事件を最初に取り上げた週刊『AERA』(一九九三年三月三十日)が指摘したのは、せいぜい三十億円前後の担保価値しかない東京都文京区にある朝鮮出版会館を担保に、朝銀東京信用組合が朝鮮総聯の財政局副局長という個人に十七億三千万円の巨額融資をしていた(貸し出しは平成二年に行なわれていた)こと、さらに同じ建物に朝銀大阪信用組合、同神奈川信用組合などが六十五億円の融資を行なっていたことである。しかもその融資先は幽霊カンパニーと分かるものや、実際には存在しない事業所だったのである。
これは一目瞭然の朝鮮総聯と朝銀信用組合の合作劇であった。この事件が明るみに出て朝銀東京信組の幹部はあわてて、管轄の東京都労働経済局信用組合課に出向き謝罪した。しかし問題はこの総額八十二億三千万円の金がどのように使われたかである。
前出の老朝鮮総聯元幹部は「それは間違いなく北への献金に使われた」と言う。この人の証言では、「送金のやり方はかつては新潟港から出る北朝鮮向けの船に乗せた。その際に、砂糖袋の中に現金を入れることもあったし、船にいる北朝鮮政府の幹部に手渡したりしたが、いまでは第三国、香港とかを通じて送ったりしている」ともいう。
事情に通じた人の話だけに可能性の高い証言といえるだろう。
②八王子・朝鮮総聯中央学院のズサン融資
実は融資の実態が不透明なものは朝鮮出版会館だけではなかった。同じく『AERA』(九三年八月三日)が捜し当てたのが東京都八王子市叶谷町にある朝鮮総聯中央学院のものだった。
ここは一〇、五三二平方メートルもの広大な敷地をもっていて、朝鮮総聯の一部局といわれる。所有者は関東興業(その前の所有者は韓徳銖朝鮮総聯議長、金日成死去のセレモニーに際してナンバー3の位置にいた人物)だが、この会社は総聯本部の建物の所有者であり、総聯の関連不動産管理会社。時価はいくら高く見積もっても約二十億円程度。ここに昭和六十一年から平成四年にかけてなんと総額百三十七億円もの根抵当権がつけられていたのである。
それらを融資した金融機関は五社。朝銀東京信組、同神奈川信組、同福岡信組そして、先に書いたサラ金企業の共同開発とたくぎん抵当証券だった。
問題は根抵当権の異常な額だけではなかった。ここでも返済が不可能だと思われる個人や実態の知れない企業に融資していたのである。その内訳は、朝日サンサ(サンサとはハングルで商事会社の意味)に二十億円、朝鮮特産物販売に二十一億円、そして徐明子(ソ・ミョンジャ)氏に二十六億円、沈光允(シム・クァンユン)氏に十一億円、新栄通商に二十四億円、ナビックジャパンに二十億円といったもの。
ところが徐氏は主婦(夫は当時朝銀神奈川信組の常務理事)、沈氏は九州の福岡に住み、朝鮮総聯福岡県本部の職員(警備員のような仕事をしている)だった。また朝日サンサという企業は東京・築地に本社登録はしているものの、実態はかなり怪しい会社なのであった。ここでも前述のように百三十七億円という金が果たして何に使われたのか疑問だ。
そこで謄本をとって融資の実態を調べて驚いた。根抵当権の設定が平成二年に集中していた。七件のうち四件がこの年であり、総額八十七億円にも上っていたのである。
この平成二年という年の十月十日、北朝鮮では「朝鮮労働党四十周年」の祭典が大々的に開催されていたのである。その半年前には「金丸訪問団」が北朝鮮に行っていることも無関係とは思われない。この資金に回された疑いが濃い……という人たちに、取材していて何人も会った。
ここまでは他誌が書いたりしたものを、再度調べ直してみたものだが、次はミニコミ紙に出ていた記事を頼りに、あるいは人づてに聞いた事実を元に取材したものである(『諸君」一九九四年十二月号に発表したものに加筆)。実に複雑な人間関係とズサンな、というだけでは済まされない「無責任」あるいは「犯罪的」とすらいえる朝銀の体質が明らかになってくる。
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