この結果は非常に重要ですね。
投稿者: seironomezasu 投稿日時: 2004/01/10 23:02 投稿番号: [99737 / 232612]
<米訪朝団>北朝鮮の協力姿勢
6カ国協議への影響は
【ワシントン中島哲夫】北朝鮮の核施設が集中する寧辺(ニョンビョン)などを訪れた米国の核専門家らが10日、北京空港に戻って「北朝鮮は協力的だった」と明言し、何よりも「米政府への報告」を優先する姿勢を示した。北朝鮮が米訪朝団に対して核活動の実態をかなり大胆に見せ、それが米政府の政策に反映される可能性が高まったと言える。6カ国協議の行方にも影響する展開がありうる。
一行のうちスタンフォード大のルイス名誉教授は、招請元の北朝鮮外務省に提出した要望リストは「すべて」かなえられたと明らかにした。核問題に限定せず幅広く視察したと教授は述べたが、だからといって核施設の外形だけ見たはずはない。北朝鮮が8000本の使用済み燃料棒の再処理を「完了した」と主張していることに関し「それなら抽出したはずのプルトニウムを見せよ」と露骨に注文できたかどうかは疑問だが、可能性はゼロではない。再処理作業の一部をビデオや写真で見せたかもしれない。
そこまでいかなくても、大量の金属製缶に使用済み燃料棒を封入し、水中に沈めてあった貯蔵用プールを見れば、搬出済みかどうかはすぐ分かる。「放射化学研究所」と呼ばれる再処理施設の状況も、プルトニウム抽出の成否の重要な判断材料になる。また、実験用という名目の5000キロワット原子炉が稼働中または稼働可能であれば、今後もプルトニウム量産の危険がある。
こうした核心的要素のうちどの程度を訪朝団が把握できたのか。ヘッカー元ロスアラモス研究所長は「我々が見たこと、知ったことについて、まず米政府当局者に知らせる深い責務を感じる」と述べ、重要情報を得たことをうかがわせた。
また、米政府は今回訪朝団に「関与しない」(エレリ国務省副報道官)と主張していたが、ルイス教授は一部メンバーが関係当局の許可を得て訪朝したことを明らかにし、報告の義務があることを強調した。ヘッカー元所長がエネルギー省、プリチャード元朝鮮半島和平担当特使が国務省の承認を得たことは関係筋が認めている。
今後の焦点は、訪朝結果の波及効果に移る。北朝鮮の主張通り「再処理完了」か、それに近い状況だと分かった場合、北朝鮮の言うことは信用できないと説明してきた米政府への圧力として働く可能性がある。「6カ国協議であれ何であれ、早く交渉を進めて危険拡大を防げ」という米国内外の要求が高まる展開だ。
しかし一方、米政権内強硬派が「それみたことか」と力を得て、交渉路線に不利に働くこともありうる。この場合、6カ国協議の進展はますます困難になるだろう。
◇「成果を米国に知らせる深い責務感じる」 核問題専門家ら
【北京・浦松丈二】米国の核問題専門家らが10日、北京空港で報道陣に説明した訪朝内容の要旨は以下の通り。
●ヘッカー元ロスアラモス研究所長
訪問成果を米国政府に最初に知らせる深い責務を感じる。寧辺の核施設を含むいくつかの場所を視察した。複数回視察した。北朝鮮の受け入れ側は非常に協力的であり、礼儀正しかった。ワシントンで米政府当局者に詳しい内容を説明したい。
●ルイス・スタンフォード大学名誉教授
訪朝目的は米朝関係に関連する重要な諸問題及び核問題の解明だ。北朝鮮外務省に招待された。我々は要求のリストを送り、その全てが尊重された。いくつかの追加要求も出し、全てが尊重された。北朝鮮で視察したのは核問題だけではなく全般的な問題だった。経済、科学、軍事、外務省の担当者たちと会った。
我々は寧辺に行った。私的な訪問団であり、交渉や査察に訪れたのではない。ただ、中には国務省やエネルギー省、ホワイトハウス、上院から許可をもらって訪問したメンバーもいる。帰って報告しなければならない。数日後には全体的な内容を皆さんに公表することができるだろう。
●プリチャード元朝鮮半島和平担当特使
訪朝内容の報告書をまとめ、ワシントンに帰って報告したい。(毎日新聞)
[1月10日22時35分更新]
【ワシントン中島哲夫】北朝鮮の核施設が集中する寧辺(ニョンビョン)などを訪れた米国の核専門家らが10日、北京空港に戻って「北朝鮮は協力的だった」と明言し、何よりも「米政府への報告」を優先する姿勢を示した。北朝鮮が米訪朝団に対して核活動の実態をかなり大胆に見せ、それが米政府の政策に反映される可能性が高まったと言える。6カ国協議の行方にも影響する展開がありうる。
一行のうちスタンフォード大のルイス名誉教授は、招請元の北朝鮮外務省に提出した要望リストは「すべて」かなえられたと明らかにした。核問題に限定せず幅広く視察したと教授は述べたが、だからといって核施設の外形だけ見たはずはない。北朝鮮が8000本の使用済み燃料棒の再処理を「完了した」と主張していることに関し「それなら抽出したはずのプルトニウムを見せよ」と露骨に注文できたかどうかは疑問だが、可能性はゼロではない。再処理作業の一部をビデオや写真で見せたかもしれない。
そこまでいかなくても、大量の金属製缶に使用済み燃料棒を封入し、水中に沈めてあった貯蔵用プールを見れば、搬出済みかどうかはすぐ分かる。「放射化学研究所」と呼ばれる再処理施設の状況も、プルトニウム抽出の成否の重要な判断材料になる。また、実験用という名目の5000キロワット原子炉が稼働中または稼働可能であれば、今後もプルトニウム量産の危険がある。
こうした核心的要素のうちどの程度を訪朝団が把握できたのか。ヘッカー元ロスアラモス研究所長は「我々が見たこと、知ったことについて、まず米政府当局者に知らせる深い責務を感じる」と述べ、重要情報を得たことをうかがわせた。
また、米政府は今回訪朝団に「関与しない」(エレリ国務省副報道官)と主張していたが、ルイス教授は一部メンバーが関係当局の許可を得て訪朝したことを明らかにし、報告の義務があることを強調した。ヘッカー元所長がエネルギー省、プリチャード元朝鮮半島和平担当特使が国務省の承認を得たことは関係筋が認めている。
今後の焦点は、訪朝結果の波及効果に移る。北朝鮮の主張通り「再処理完了」か、それに近い状況だと分かった場合、北朝鮮の言うことは信用できないと説明してきた米政府への圧力として働く可能性がある。「6カ国協議であれ何であれ、早く交渉を進めて危険拡大を防げ」という米国内外の要求が高まる展開だ。
しかし一方、米政権内強硬派が「それみたことか」と力を得て、交渉路線に不利に働くこともありうる。この場合、6カ国協議の進展はますます困難になるだろう。
◇「成果を米国に知らせる深い責務感じる」 核問題専門家ら
【北京・浦松丈二】米国の核問題専門家らが10日、北京空港で報道陣に説明した訪朝内容の要旨は以下の通り。
●ヘッカー元ロスアラモス研究所長
訪問成果を米国政府に最初に知らせる深い責務を感じる。寧辺の核施設を含むいくつかの場所を視察した。複数回視察した。北朝鮮の受け入れ側は非常に協力的であり、礼儀正しかった。ワシントンで米政府当局者に詳しい内容を説明したい。
●ルイス・スタンフォード大学名誉教授
訪朝目的は米朝関係に関連する重要な諸問題及び核問題の解明だ。北朝鮮外務省に招待された。我々は要求のリストを送り、その全てが尊重された。いくつかの追加要求も出し、全てが尊重された。北朝鮮で視察したのは核問題だけではなく全般的な問題だった。経済、科学、軍事、外務省の担当者たちと会った。
我々は寧辺に行った。私的な訪問団であり、交渉や査察に訪れたのではない。ただ、中には国務省やエネルギー省、ホワイトハウス、上院から許可をもらって訪問したメンバーもいる。帰って報告しなければならない。数日後には全体的な内容を皆さんに公表することができるだろう。
●プリチャード元朝鮮半島和平担当特使
訪朝内容の報告書をまとめ、ワシントンに帰って報告したい。(毎日新聞)
[1月10日22時35分更新]
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.