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テロ反対のデモはなぜ起きない?

投稿者: remember140917 投稿日時: 2003/11/24 10:05 投稿番号: [93728 / 232612]
  世界各地で自爆テロが発生し、その犠牲者数は数百人にのぼるのではないかと思う。
  アメリカのイラク攻撃に際しては、あれだけ活発な反対運動を行っていた連中は、なぜこの自爆テロに対して抗議のデモを行わないのか?
  戦争の巻き添えとなって亡くなる人達と、自爆テロの犠牲となって亡くなる人達の生命の間には、何の違いも無いはずだ。
  あれだけ生命の尊さを訴えて、戦争反対のデモをやっていた連中は、一体何をやっているのだ?
  アメリカの攻撃は悪で、自爆テロは国連や赤十字を標的にするものであっても善だとでもいうのか?
  日本でテロが行われても、アメリカを支援した政府が悪いのであって、テロリストは悪くないとでもいうのか?
  それこそ、ダブルスタンダードではないだろうか。

  「反戦」「平和」団体の諸君、今こそ君たちが決然と立ち上がって、全世界のテロリストに対して「ノー」を突きつける時だ。

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(11月24日付   産経抄)

  印象ぶかいテレビの映像を見た。二回にわたってテロの大被害を受けたトルコの都市イスタンブールを行く行進である。参加者約三千人、テロに断固反対するデモ。月と星の新月旗(トルコの国旗)を掲げ、怒りと悲しみをこらえたデモだった。
  ▼人びとの足並みがかならずしもそろっていなかったのは、むしろ官製でないことのしるしだったのだろう。まさに“湿れるタイマツのごとき”静かな、しかし強い意志の表明だった。参加した中年女性の「あらゆるテロと戦うためにここにきました」という言葉にも心打たれた。

  ▼そんななか、国際テロ組織アルカーイダのスポークスマンと称する正体不明の人物が「東京攻撃」を宣明したというので、日本はハチの巣をつついた騒ぎになっている。なかには、どこそこが狙われているなどというしたり顔の報道や論評もある。

  ▼きのう本紙の山田紳さんの政治漫画は、テロにおびえてロデオの馬が暴れている姿が描かれ、「『馬とメディアは驚きすぎる』とでも言っておこうか…」というコメントがついていた。テロリストのお先棒をかつぐようなメディアへの皮肉だったらしい。

  ▼テロの防止に「絶対」と「万全」はない。いま必要なのは恐怖を振りまくことではなく、万万が一の際の“平常心”の確認である。そのための格好の鑑(かがみ)がある。阪神淡路大震災の時の被災者たちは、決してパニックに陥ることはなかった。

  ▼人びとは互いに助け合い、譲り合ってみごとに“日本人らしさ”を示した。はじめ世界はそれを奇異な目で見ていたが、やがて称賛に変わった。日本人の美徳と面目を示してくれたのである。テロに断固反対したトルコ人のデモのように、万が一の時の日本人らしい覚悟を準備したい。
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