北朝鮮、南北同時国連加盟に固執②
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/11/06 08:13 投稿番号: [91769 / 232612]
金主席は妙香山で私と会見したとき、「南北朝鮮の加入問題は、何があろうと、一括解決(南北同時加盟)を勝ち取らなければならない。個別に討議すれば、米国は核査察問題を持ち出し、拒否権を行使するだろう。そうなると、われわれの立場はいっそう困難になる」と語った。同年九月、南北朝鮮は正式の加盟国になった。
九二年四月、国連アジア太平洋経済社会委員会の総会が北京で開かれ、韓国の李相玉外相が参加した。彼は前回総会の議長だったので、慣例に従って私は彼と会談し、宴会を設けた。会談で私は「国交樹立の正式交渉を行うには時期尚早だが、連絡ルートをつくってもいいだろう」と告げ、李外相も同意した。
中韓国交樹立問題ではわれわれは常に、北朝鮮側に状況を知らせ、理解を得ることに注意した。
九二年四月、金日成主席の八十歳慶祝活動に参加するため楊尚昆国家主席が平壌を訪問した。楊主席は金主席に、韓国との国交樹立を検討していることを伝えた。
金主席は「現在、朝鮮半島は微妙な時期にある。中国が中韓関係と朝米関係のバランスを取ることを希望する。中国にもっと検討してもらいたい」と述べた。楊主席は帰国後、金主席の意見を党中央に報告した。
この年の六、七月、私は楊主席に同行してアフリカを訪問、七月十二日に帰国した。江沢民総書記は人民大会堂でわれわれを迎えた。
歓迎儀式の後、江総書記は楊主席と私に残るようにいい、人民大会堂で中韓国交樹立問題を話し合った。江総書記は、北朝鮮に対する尊重の念を最大限に示すために、私が平壌に行き、金主席と会い、江総書記の口頭メッセージを伝えることになったと述べた。われわれが韓国との国交樹立を決めたことを通報するのである。
時間は迫っていた。北朝鮮から訪問受け入れの返事を受けた三日後、私は空軍の特別機で平壌に向かった。
これまで訪問したときはいつも、北朝鮮側は空港で民衆を集めて歓迎してくれた。今回私を迎えたのは金永南外相だけだった。
われわれは近くにとめてあったヘリコプターに乗った。ヘリは大きな湖のそばに着陸。金主席は別荘でわれわれと会見した。
私は江総書記のあいさつと口頭メッセージを伝えた。メッセージは「中国と韓国が国交樹立交渉を進める時機が熟したとわれわれは考えている」「これまでのように、中朝両党、両国の伝統的友誼の発展に努力する」などというものだった。
金主席は聞き終わった後、しばらく考え込み、「江総書記のメッセージははっきりと聞いた」と語った。
私が記憶している限りでは、この会見は、金主席と中国代表団との会見としては最も短時間だった。会見後、いつものように宴会に招かれることもなかった。(肩書はいずれも当時)
●=王へんに旋
(11/06)
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_61_1.htm
九二年四月、国連アジア太平洋経済社会委員会の総会が北京で開かれ、韓国の李相玉外相が参加した。彼は前回総会の議長だったので、慣例に従って私は彼と会談し、宴会を設けた。会談で私は「国交樹立の正式交渉を行うには時期尚早だが、連絡ルートをつくってもいいだろう」と告げ、李外相も同意した。
中韓国交樹立問題ではわれわれは常に、北朝鮮側に状況を知らせ、理解を得ることに注意した。
九二年四月、金日成主席の八十歳慶祝活動に参加するため楊尚昆国家主席が平壌を訪問した。楊主席は金主席に、韓国との国交樹立を検討していることを伝えた。
金主席は「現在、朝鮮半島は微妙な時期にある。中国が中韓関係と朝米関係のバランスを取ることを希望する。中国にもっと検討してもらいたい」と述べた。楊主席は帰国後、金主席の意見を党中央に報告した。
この年の六、七月、私は楊主席に同行してアフリカを訪問、七月十二日に帰国した。江沢民総書記は人民大会堂でわれわれを迎えた。
歓迎儀式の後、江総書記は楊主席と私に残るようにいい、人民大会堂で中韓国交樹立問題を話し合った。江総書記は、北朝鮮に対する尊重の念を最大限に示すために、私が平壌に行き、金主席と会い、江総書記の口頭メッセージを伝えることになったと述べた。われわれが韓国との国交樹立を決めたことを通報するのである。
時間は迫っていた。北朝鮮から訪問受け入れの返事を受けた三日後、私は空軍の特別機で平壌に向かった。
これまで訪問したときはいつも、北朝鮮側は空港で民衆を集めて歓迎してくれた。今回私を迎えたのは金永南外相だけだった。
われわれは近くにとめてあったヘリコプターに乗った。ヘリは大きな湖のそばに着陸。金主席は別荘でわれわれと会見した。
私は江総書記のあいさつと口頭メッセージを伝えた。メッセージは「中国と韓国が国交樹立交渉を進める時機が熟したとわれわれは考えている」「これまでのように、中朝両党、両国の伝統的友誼の発展に努力する」などというものだった。
金主席は聞き終わった後、しばらく考え込み、「江総書記のメッセージははっきりと聞いた」と語った。
私が記憶している限りでは、この会見は、金主席と中国代表団との会見としては最も短時間だった。会見後、いつものように宴会に招かれることもなかった。(肩書はいずれも当時)
●=王へんに旋
(11/06)
http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_61_1.htm
これは メッセージ 91768 (sofiansky2003 さん)への返信です.