小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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うまくいかない経済特区②

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/10/07 04:01 投稿番号: [89468 / 232612]
http://www.mainichi.co.jp/news/article/200309/04m/101.html
[追跡]北朝鮮は今/4   経済発展、核問題足かせ   頼みの韓国支援にも暗雲
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  「地下にあった軍事施設を爆破した。我々は、そこまでやっているのだ」――。南北軍事境界線から北へ約70キロ。南北共同の工業団地建設が進む北朝鮮の開城を訪問した韓国人担当者に、北朝鮮側はこう告げた。

  鬼気迫る表情の北朝鮮の担当者は「開城工業団地は必ず成功させる。失敗すれば、私の首が飛ぶ」と漏らしたという。開城計画に詳しい韓国人研究者の証言だ。

  開城工業団地建設は、韓国から中小企業を誘致して、北朝鮮の中核的な工業団地にしようという壮大な構想で、最終的には2640万平方メートルの工業団地と3960万平方メートルの都市の完成を目指す。第1段階の07年までに330万平方メートルの工業団地を建設し、電気、電子、衣料など約300業者の入居を期待している。この間の韓国側の投資額は2200億ウオン(約220億円)と見込まれ、北朝鮮にとっては巨額の投資だ。

  韓国と北朝鮮の和解を象徴する南北共同事業という意味もある。昨年夏、大幅な賃上げや物価引き上げによる「経済改革」を始めた北朝鮮だが、経済状況はどん底のままだ。核問題で国際援助は困難な状況にある中、北朝鮮にとって開城団地は「生き残り」の最後の切り札だ。

  しかし、韓国の関係者は「問題は基盤整備だ。まず電力確保が困難だ。韓国が結局、電力の面倒を見ることになるだろう」と語り、行方を楽観していない。核問題も暗い影を落とす。事業主体の韓国土地公社は、開城からソウルへの直通電話回線設置などのため千数百億ウオン(百数十億円)の支援を韓国政府に要請している。だが、核問題が解決しない限り、支援の国会承認は困難だ。賃金問題も北朝鮮側の事情で揺れている。北朝鮮労働者の賃金は月50ドル。これとは別に、労働者の「社会保険料」として15ドルを韓国側が北朝鮮当局に払うことで合意していた。

  ところが、最近になって北朝鮮側は「社会保険料が15ドルでは足りない」と言いだし、賃金50ドルからさらに15ドルを差し引くという露骨な「天引き」を提案した。北朝鮮の厳しい財政事情の反映だ。

  開城と並んで北朝鮮が期待を寄せるのが98年11月に始まった北朝鮮の名勝地・金剛山観光事業だが、これにも暗雲が垂れこめる。金剛山事業を一手に引き受ける韓国企業・現代峨山の鄭夢憲(チョンモンホン)会長が8月に自殺した。突然の自殺に北朝鮮は、格別な哀悼の意を示した。追悼行事のため、北朝鮮を訪問した遺族には「将軍(金正日(キムジョンイル)総書記)は鄭夢憲会長の不意の悲報に接し、胸を痛めた」という哀悼の意が伝えられた。

  財閥・現代グループの創始者、故鄭周永(チョンジュヨン)名誉会長の五男である鄭会長は父親の南北経済協力への思いを継承してきた。

  金剛山観光を皮切りに始まった現代の対北朝鮮事業は、南北関係の改善に大きな貢献をしたが、採算を度外視した投資で、現代建設、現代商船などのグループ企業を資金難に陥れた。

  韓国メディアによると現代はこの5年間、金剛山観光などの対北朝鮮事業に約6840億ウオン(684億円)を投資したという。しかし、00年に21万人に達した金剛山観光客は今年は1万人台へと急落しそうだ。

  韓国銀行の推計によると、北朝鮮の02年の経済成長率は1・2%で、4年連続のプラス成長を記録した。しかし、韓国の経済専門家は、こう予測した。「現代グループが支援を本格化させた99年から北朝鮮経済はプラス成長に転じた。今後、現代の支援が減れば、経済成長はすぐにマイナスに戻る」【ソウル堀信一郎、澤田克己】=つづく

  ◇進まぬ南北間交易

  韓国と北朝鮮の本格的な経済交流は、94年に韓国政府が「南北経済人の相互訪問」「委託加工貿易の活性化措置」「モデル事業の許容」の実施を決めて始まった。これに基づき、韓国企業が北朝鮮投資を望む場合、統一省から「経済協力事業者」「経済協力事業」の承認を受けるという制度も整った。韓国銀行の資料によると、00年10月末までの「経済協力事業」の承認規模は44億3900万ドル。しかし、大半が金剛山事業や米朝枠組み合意による軽水炉建設事業の関連で、二つの事業を除いた額は8200万ドル。南北間の交易額も01年が4億300万ドルで、韓国の対外交易総額(2915億ドル)の0・1%にとどまっている。

  (2003年9月4日毎日新聞朝刊から)
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