神浦のコメント
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/09/27 23:40 投稿番号: [88493 / 232612]
<質問メイル>
1、当初、神浦さんは、米国が北朝鮮を攻撃しない理由として、中朝間の軍事同盟を挙げていらっしゃいましたね。
しかし、昨今の報道にありますように、中国はもはや北朝鮮に与しないという姿勢をはっきり出して来たように見えます。神浦さんが最初に仰有っていたことから考えますと、この結果、米国による北朝鮮攻撃の可能性は、理屈の上では高まるように思われます。しかし、サイトの記事を拝見する限りでは、必ずしもそうお考えになっているわけでもないようですね。こんな言い方をしては失礼ですけれど、どことなしに、矛盾があるように見えるのですが。現在の状況において、米国による攻撃の可能性はどうなのでしょうか。私自身は、イラクの状況や経済問題からして、可能性はかなり低いと考えておりますけれど…。
2、神浦さんは、現在の朝鮮民主主義人民共和国が崩壊した場合、「北朝鮮に」援助をすべきだという言い方をなさいますが、その受け皿はどのようなものになると考えておいでなのでしょう。
何らかの政権が、現在の朝鮮民主主義人民共和国の地に出来て、それが受け皿になるとお考えなのか、それとも、例えば国連による一時的な統治機関のようなもの(つまり、現在の、朝鮮民主主義人民共和国の国民によるものではない何か)が受け皿になるとお考えなのか、どちらでしょうか?
以前、北京五輪までには統一朝鮮が出現するだろうと仰有っていたことを考え合わせると、後者をお考えになっているような気がするのですけれど?
「北朝鮮に」という表現は、ちょっと漠然としていて、「北朝鮮」という言葉に対して、社会全体に拒絶反応のようなものが出来てしまっている現在の状況では、誤解を招く可能性があるように思います。
私は、これについては、現在の政権が崩壊した場合、国際的な援助が必要になるだろうし、日本もそれには当然参加すべきだと考えております。人道的にというだけではなく、国益からいっても、隣の国が大混乱していたのでは、それこそSARSに限らず何がこちらに流れて来るかわかったものではありません。まずは落ち着いてもらわなくては、外交も何もはじめられませんでしょうし。ただ同時に、受け皿のない状態で援助をするのは無理ではないかという気もしております。
以上二点、もしお時間がおありでしたら、お考えを整理してお聞かせいただけますと有り難いのですが。
<所長コメント>
中国が中朝同盟を改正するとか、朝鮮半島に軍事介入しないというのは、北朝鮮に圧力を掛ける為に使っています。ちょうどアメリカが在韓米軍を撤退するといっているのと同じです。このような圧力が北朝鮮には痛いほど効きます。わたしは常々、北朝鮮は核兵器を持っていないと指摘しています。その最大の根拠は、北朝鮮の内情を知り尽くしている中国が、朝鮮半島の非核化に賛成していることです。そして北朝鮮の核武装化で最大の損害を受けるのは中国だからです。中国は北朝鮮の核兵器開発を必死になって阻止します。ですから、中国が北朝鮮に向けた高度な圧力が中朝条約の改正(軍事同盟の破棄)だと考えています。しかしアメリカが北朝鮮に向って軍事力を使う(先制攻撃)と、中国は必ず軍事介入することになります。北朝鮮が核武装する以上の脅威が朝鮮半島に生まれるからです。それを承知でアメリカは朝鮮半島で軍事力を使うことはできません。
北朝鮮の支配体制(政府)が崩壊すれば、新しい政府が樹立されることは期待できません。またアメリカと軍事同盟を結んでいる韓国が、北朝鮮で暫定的な統治をすることも許されません。やはりアメリカを加え、韓国や日本や中国やロシアを入れた、国連指導の暫定政権が援助の受け皿になると思います。その代表は韓国だと思います。
http://www.kamiura.com/mail.html
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米国は中国の了解というか、黙認なしに攻撃することはほとんどない。
国連安保理の手続きをかける。
核開発が中朝関係の分かれ目で間違いない。
問題は北朝鮮が核開発をなかなか辞めようとしないこと。
北朝鮮にとっても最後のカードと思い込んでいるところがポイントでしょうか。
1、当初、神浦さんは、米国が北朝鮮を攻撃しない理由として、中朝間の軍事同盟を挙げていらっしゃいましたね。
しかし、昨今の報道にありますように、中国はもはや北朝鮮に与しないという姿勢をはっきり出して来たように見えます。神浦さんが最初に仰有っていたことから考えますと、この結果、米国による北朝鮮攻撃の可能性は、理屈の上では高まるように思われます。しかし、サイトの記事を拝見する限りでは、必ずしもそうお考えになっているわけでもないようですね。こんな言い方をしては失礼ですけれど、どことなしに、矛盾があるように見えるのですが。現在の状況において、米国による攻撃の可能性はどうなのでしょうか。私自身は、イラクの状況や経済問題からして、可能性はかなり低いと考えておりますけれど…。
2、神浦さんは、現在の朝鮮民主主義人民共和国が崩壊した場合、「北朝鮮に」援助をすべきだという言い方をなさいますが、その受け皿はどのようなものになると考えておいでなのでしょう。
何らかの政権が、現在の朝鮮民主主義人民共和国の地に出来て、それが受け皿になるとお考えなのか、それとも、例えば国連による一時的な統治機関のようなもの(つまり、現在の、朝鮮民主主義人民共和国の国民によるものではない何か)が受け皿になるとお考えなのか、どちらでしょうか?
以前、北京五輪までには統一朝鮮が出現するだろうと仰有っていたことを考え合わせると、後者をお考えになっているような気がするのですけれど?
「北朝鮮に」という表現は、ちょっと漠然としていて、「北朝鮮」という言葉に対して、社会全体に拒絶反応のようなものが出来てしまっている現在の状況では、誤解を招く可能性があるように思います。
私は、これについては、現在の政権が崩壊した場合、国際的な援助が必要になるだろうし、日本もそれには当然参加すべきだと考えております。人道的にというだけではなく、国益からいっても、隣の国が大混乱していたのでは、それこそSARSに限らず何がこちらに流れて来るかわかったものではありません。まずは落ち着いてもらわなくては、外交も何もはじめられませんでしょうし。ただ同時に、受け皿のない状態で援助をするのは無理ではないかという気もしております。
以上二点、もしお時間がおありでしたら、お考えを整理してお聞かせいただけますと有り難いのですが。
<所長コメント>
中国が中朝同盟を改正するとか、朝鮮半島に軍事介入しないというのは、北朝鮮に圧力を掛ける為に使っています。ちょうどアメリカが在韓米軍を撤退するといっているのと同じです。このような圧力が北朝鮮には痛いほど効きます。わたしは常々、北朝鮮は核兵器を持っていないと指摘しています。その最大の根拠は、北朝鮮の内情を知り尽くしている中国が、朝鮮半島の非核化に賛成していることです。そして北朝鮮の核武装化で最大の損害を受けるのは中国だからです。中国は北朝鮮の核兵器開発を必死になって阻止します。ですから、中国が北朝鮮に向けた高度な圧力が中朝条約の改正(軍事同盟の破棄)だと考えています。しかしアメリカが北朝鮮に向って軍事力を使う(先制攻撃)と、中国は必ず軍事介入することになります。北朝鮮が核武装する以上の脅威が朝鮮半島に生まれるからです。それを承知でアメリカは朝鮮半島で軍事力を使うことはできません。
北朝鮮の支配体制(政府)が崩壊すれば、新しい政府が樹立されることは期待できません。またアメリカと軍事同盟を結んでいる韓国が、北朝鮮で暫定的な統治をすることも許されません。やはりアメリカを加え、韓国や日本や中国やロシアを入れた、国連指導の暫定政権が援助の受け皿になると思います。その代表は韓国だと思います。
http://www.kamiura.com/mail.html
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米国は中国の了解というか、黙認なしに攻撃することはほとんどない。
国連安保理の手続きをかける。
核開発が中朝関係の分かれ目で間違いない。
問題は北朝鮮が核開発をなかなか辞めようとしないこと。
北朝鮮にとっても最後のカードと思い込んでいるところがポイントでしょうか。
これは メッセージ 88466 (sa_bo_ten_02 さん)への返信です.