小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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東シベリア石油 露、朝鮮半島情勢を視野

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/09/23 06:53 投稿番号: [87930 / 232612]
東シベリア・パイプライン   露、朝鮮半島情勢を視野

「大慶」より「太平洋」   中国との交渉難航


  【北京=伊藤正】東シベリア石油パイプラインの「大慶ルート」建設をめぐる中露の交渉が難航している。ロシアのカシヤノフ首相は二十三日に北京で開かれる上海協力機構首相会合に出席後、二十四日から中国側と協議するが、ロシア側は経済的利点に加え、朝鮮半島情勢をにらんだ戦略的配慮から、日本が力を入れている「太平洋ルート」に傾いていると伝えられており、中国側はカザフスタンとのパイプライン建設に本腰を入れ始めた。

  バイカル湖西のアンガルスクと中国東北部の石油基地大慶を結ぶパイプライン建設計画は、過去二年来、中露首脳間で繰り返し合意しながら、今年になってナホトカまでの太平洋ルートが浮上して以来、にわかに怪しくなった。中国ルートは太平洋ルートより千五百キロ短い二千四百キロで、建設費も四割安い。

  ロシア側が太平洋ルートに傾いた一因は、三十数億ドルの建設費を日本が全額出資する魅力だが、ナホトカを日本、南北朝鮮から台湾、東南アジア、さらには米国などへの輸出拠点にし、戦略的な影響力拡大も念頭にあると中国の専門家筋はみている。

  特に核問題の発生以来、中国は原油供給をバックに北朝鮮への影響力を行使してきたが、北東アジアの中長期的戦略構図の中で、ロシアはシベリア原油を影響力拡大のテコにしようとしているというわけだ。

  中国側は昨年十二月のプーチン大統領訪中に続く今年五月の胡錦濤国家主席の訪露で再確認された大慶ルートがほごになれば「両国関係にひびが入る」(光明日報紙など)と警告。今月中旬には馬凱国家発展改革委員会主任(閣僚)が訪露し建設費負担などを申し出、巻き返しに出たが不調に終わったもようだ。

  一方で、中国はカザフスタンとのパイプライン建設を本格化した。カスピ海北部のアティラウと新疆ウイグル自治区の独山子地区を結ぶ全長三千キロの建設に三十億ドルを投入、今年三月にはアティラウ−ケンキヤク間約四百五十キロが完成した。

  カザフ・ルートは一九九七年に合意したものの、年間二千万トンの採算供給量の見込みがなく、工事は凍結されていたが、昨年着工した。カザフの全輸出量は昨年三千五百万トンに達しており、来年二期工事完了時には九百万トンの対中輸出が可能。これにロシア側からのケンキヤク経由の供給を加え採算ベースになると見込む。

  既に米国に次ぐ世界第二の石油消費国になった中国は、国内生産が低迷、〇五年には一億トンの輸入が見込まれ、大慶ルート確保は至上命令になっている。

  温家宝、カシヤノフ中露首相の会談で、何らかの進展があるか、注目されている。(09/23)

http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_2_1.htm
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