小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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9・14産経抄

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/09/14 07:46 投稿番号: [86630 / 232612]
どんな大スクープも小さな疑問や驚きから始まる。フジテレビ系が放った「完全再現!北朝鮮拉致“25年目の真実”消えた大スクープの謎」は国家犯罪を嗅覚(きゅうかく)の端に感じ取った三人の男が、持ち前の執念で拉致事件を歴史の闇から引っ張り出していく感動の番組だった。

  ▼興味深いのは三人が三様の歴史的役割を果たしている点だ。二十四年前の初秋、足を棒にして日本海岸の現場を歩いた阿部雅美・現サンケイスポーツ編集局長は「外国情報機関が関与?」と「北朝鮮犯罪」説を初めて勇敢に打ち出した。

  ▼朝日放送の石高健次氏は拉致実行犯が亡命した韓国に自費で飛び国家犯罪を認めさせた。元国会議員秘書で「国会の事件記者」の異名も取った兵本達吉氏は共産党を除名されながら「悲しみも結集すれば力となる」と被害者家族の会を立ち上げた。

  ▼しかし阿部記者の大スクープを政府もマスコミも黙殺し続けた。外交感覚云々を論じる以前に外務省が「驚き」すら感じなかった事実は今に思えば致命的だった。一社が特ダネを書くと他社は目をつぶるマスコミの悪弊も事件をかくまで肥大化させた。

  ▼スクープに一番驚いたのはむしろ北朝鮮ではなかったか。だが当時は多くの知識人の頭が共産主義思想に“拉致”されていた時代だ。北はモノ言わぬ日本をあざ笑うかのように「拉致は鶏のひなを盗むより簡単」(実行犯)と阿部記者のスクープ後も蛮行を続けた。

  ▼しかし三人の連帯はついに「横田めぐみさん拉致」を白日の下にさらし世論の流れを変えたのだった。「今まで何遍も驚き続けてきたが、もう一回驚きたい」。阿部記者にとって被害者全員が帰還する日までスクープも未完である。彼は大特ダネの祝杯もまだあげてはいない。(09/14)

http://www.sankei.co.jp/databox/n_korea/nkorea_99_1.htm
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