愛憎の船 バンケイ峰号1
投稿者: ahoahoahochann7 投稿日時: 2003/08/22 21:55 投稿番号: [83232 / 232612]
愛憎の船・ゆれる万景峰号
新潟日報連載記事
北朝鮮の貨客船「万景峰号」が、1月15日の新潟西港入港を最後に運航停
止して7カ月。帰還事業にルーツを持つこの船に対する県民感情は、拉致事
件で悪化したまま、今月下旬の入港がささやかれている。国家と民族、そし
て引き裂かれた家族−。「愛憎」を乗せて日本海を往来してきた船を関係者
は今、どう見つめているのか。在日や帰還事業に携わった県人、拉致被害者
家族らの揺れる思いを探った。
第1回 親族訪問 (2003年08月09日掲載)
祖国への土産は“命綱”
長引く不況で送金負担に
「乗りたいのではない。乗らなくちゃならんだけ。切ない船ですよ」
80歳代の在日朝鮮人一世の男性は、新潟と北朝鮮元山を結ぶ万景峰号を
こう表現した。
戦前、今の北朝鮮から来日。現在暮らしている関東地方の公営住宅には、
段ボールがいくつも並ぶ。中身はぎっしりと詰まっている。
着古したワイシャツ、3枚1000円で買ったTシャツなどの下着、靴、
砂糖やしょうゆ、4本500円の栄養ドリンク、ディスカウントストアで購
入した腕時計…。これらは、生活事情がよくない祖国で生きる兄弟たちが食
料などと物々交換するための貴重な「命綱」。6月の万景峰号で届けるつも
りだった。
だが運航は急きょ中止に。背景には、工作指令や不正輸出などの疑惑に対
する世論の沸騰、国の検査態勢強化があった。
「親族訪問の陰で、船内で組織的に不正行為を続けていたならば、日本が
怒るのは当然だ。切実な利用者までとばっちりを受けた」と思うが、批判は
口にしない。北当局や窓口役の在日本朝鮮人総連合会ににらまれ、身内に
“不利益”が生じる事態を避けたいからだ。
年齢を考えると、次が「最後の訪問」と覚悟している。「無事荷物を手渡
したい。それだけです。次の機会が来るまで、今は静かにしているほかあり
ません」
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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