小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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蒼いことばの絆 (第3回)

投稿者: chootabang001 投稿日時: 2003/08/20 00:02 投稿番号: [82954 / 232612]
先日の掲示板ダウンで消された(検索すると、タイトルは見える)分を再掲します
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  有田芳生   不思議の国の金正日
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  いまから三十年ほど前のことだ。北朝鮮の金正日(現在は国防委員長)が日本を何度も訪れていた。肩書きは「ビジネスマン」。東京・赤坂の某店である女性と写した記念写真(複数)は警察当局も確認し、複写を取っているとも聞いた。金日成国家主席が健在のときで、資本主義諸国を非合法に訪問することを「帝王学」としていたのだろう。もちろん極秘任務を携えてのことだ。

  そうした経験を金正日もまた継承をしている。息子の金正男がディズニーランドや先端技術の視察などを目的に入国したところで身柄を拘束されたのは二〇〇一年五月一日のこと。シンガポールからドミニカ共和国の偽造旅券で入国しようとしたところを発見され、北京へと強制退去させられている。旅券にはその前年にも三度、日本に入っていることが記録されていた。

  北朝鮮が旧ソ連の軍事力を背景に建国されたのは一九四八年九月二日。北東アジアに全体主義国家が成立し、すでに半世紀あまりが経過した。統治形態は金正日国防委員長を頂点とする儒教色の強いスターリン型の体制である。独裁者にとって孤独と疑心暗鬼は宿命である。たとえば篠田正浩監督最後の作品「スパイ・ゾルゲ」では、あまり描かれてはいないが、ゾルゲの情報をスターリンは信用していなかった。それはゾルゲが送ってくる情報の内容が気に入らなかったからである。独裁者の心理とはそういうものだ。金正日もまた「お気に召した」情報を求め、それを根拠に内外政治を進めているのだろう。

  独裁者が側近やインサイダー(事情通)さえも追い詰めるのは、自らの精神を常に不信で充満させることを本質とするからである。「最後に信じられるのは自分だけ」。そのための「帝王学」でもあった。金正日の悲劇もまたそこにある。

  独裁者が怖れるのは不可視の「声」であり「言葉」である。事実と真実の前にいつか虚構は崩壊する。自国民を奴隷状態に置き、海外でテロを起こし、十三歳の少女さえ拉致するというモラル喪失国家とその独裁指導者の末路をわたしたちはやがて眼にすることだろう。そのための「こころ」を紡ごう。あらゆるイデオロギーに囚われることなく、「横議」「横行」「横結」の精神で拉致問題解決のために力を注ごう。

有田芳生
1952年2月20日、京都府生まれ。
1977年から84年まで出版社に勤務。
86年からフリーとなり『朝日ジャーナル』で霊感商法批判キャンペーンに参加。
同誌休刊後は『週刊文春』などで統一教会報道。
都はるみ、阿木燿子、宇崎竜童、テレサ・テン、服部真澄、石堂清倫などの
人物ノンフィクションを執筆。
現在は日本テレビ系「ザ・ワイド」(月曜から金曜)に出演。

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│次回発行は8月25日を予定しております。執筆者は   │
│自民党衆議院議員高市早苗氏です。お楽しみに。 │
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