北朝鮮の今後−中国3識者の見方1
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/07/15 20:17 投稿番号: [78329 / 232612]
北朝鮮の今後、米国の強硬路線を注視−−中国3識者の見方
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◇中国は平和的解決を模索−−馬氏
◇核開発やめねば希望ない−−閻氏
◇全面戦争に発展の恐れも−−朴氏
北朝鮮による使用済み核燃料棒の再処理疑惑が伝えられる中、中国政府が多国間協議の再開に向けて積極的な外交を進めている。しかし、米国が経済制裁に踏み切ったり、武力行使に動く場合にどう対応するのか。中国当局は口を閉ざしたままだ。中国の思惑について政府に影響力を持つ3人の中国人研究者に聞いた。3人は▽中国現代国際関係研究所の馬俊威・東北アジア研究室副主任▽清華大学国際問題研究所の閻学通所長(教授)▽中国社会科学院の朴鍵一・地域安全研究センター副主任。【北京・上村幸治】
●外交解決
<北朝鮮は核拡散防止条約(NPT)脱退を宣言する一方、体制維持が保証されるなら、核開発を放棄する用意があると主張している。一方、米国側は、制裁をちらつかせながら、北朝鮮に核開発計画全面放棄を迫っている>
閻氏は「米朝双方の不信感が強い。最低限の信頼関係を作る必要がある」「いまの国際社会に米国の動きを阻止する力はない。北朝鮮が核開発をやめない限り希望はない」と話す。
朴氏も「北朝鮮が本当に核兵器を持っているかどうかより、米国がどう対応するかが問題だ。最近の米国は、自分の好きなように行動する」と指摘し、馬氏も「北朝鮮は、がけっぷちに立たされている」という見方を示した。
このため3人は、たとえ多国間協議が行われても「問題を早期に解決するのはきわめて難しい」と口をそろえる。
●経済制裁
<多国間協議が行き詰まった場合、国連安保理などで対北朝鮮制裁問題が浮上する。米国などが海上封鎖に乗り出す懸念もある>
馬氏は「すでに制裁は一部で始まっている。日本の地方自治体が安全検査などを理由に北朝鮮の船の入港を拒否している」と指摘する。
その上で「中国は朝鮮半島の非核化を主張している。北朝鮮が核を所有するなら、中国が安保理の制裁決議に拒否権を使わず、棄権に回る可能性もある」と示唆する。
一方、閻氏は「北朝鮮は制裁を宣戦布告とみなすと言っている。したがって、制裁を行う場合は、戦争の準備もしなければならない。中国は平和解決を促しており、国連の制裁決議に同意しない」と見る。
馬氏は、中国が北朝鮮の最大の援助国だと認めた上で「制裁が始まると、北朝鮮の能力では持ちこたえられないだろう」という。しかし、朴氏は「民間企業や個人の往来を止めることはできない。制裁は成功しない」と反論する。
●武力行使
<制裁がうまく進まず、北朝鮮が核開発にこだわり続けた場合、米国による武力行使の可能性も浮上しかねない>
閻氏は「いまの状況が続けば、04年後半か05年に米国が北朝鮮に対する限定攻撃に踏み切る可能性がある」と指摘する。「ブッシュ大統領の選挙運動がうまくいかなければ、攻撃を早めるかもしれない」
馬氏は「米国が北朝鮮の核施設をピンポイント攻撃した場合、軍事行動は瞬時に終わる。北朝鮮軍は動かないと思う」という。閻氏も「いまの北朝鮮に大規模な反撃は不可能だろう」と同意する。
一方、朴氏は「米国が限定攻撃を行う可能性があるが、その場合、北朝鮮が反撃して全面戦争に発展する」と警告する。「民族性を考えると、中国がやめろといっても北朝鮮は反撃するだろう」
(next)
http://www.mainichi.co.jp/asia/index.html
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◇中国は平和的解決を模索−−馬氏
◇核開発やめねば希望ない−−閻氏
◇全面戦争に発展の恐れも−−朴氏
北朝鮮による使用済み核燃料棒の再処理疑惑が伝えられる中、中国政府が多国間協議の再開に向けて積極的な外交を進めている。しかし、米国が経済制裁に踏み切ったり、武力行使に動く場合にどう対応するのか。中国当局は口を閉ざしたままだ。中国の思惑について政府に影響力を持つ3人の中国人研究者に聞いた。3人は▽中国現代国際関係研究所の馬俊威・東北アジア研究室副主任▽清華大学国際問題研究所の閻学通所長(教授)▽中国社会科学院の朴鍵一・地域安全研究センター副主任。【北京・上村幸治】
●外交解決
<北朝鮮は核拡散防止条約(NPT)脱退を宣言する一方、体制維持が保証されるなら、核開発を放棄する用意があると主張している。一方、米国側は、制裁をちらつかせながら、北朝鮮に核開発計画全面放棄を迫っている>
閻氏は「米朝双方の不信感が強い。最低限の信頼関係を作る必要がある」「いまの国際社会に米国の動きを阻止する力はない。北朝鮮が核開発をやめない限り希望はない」と話す。
朴氏も「北朝鮮が本当に核兵器を持っているかどうかより、米国がどう対応するかが問題だ。最近の米国は、自分の好きなように行動する」と指摘し、馬氏も「北朝鮮は、がけっぷちに立たされている」という見方を示した。
このため3人は、たとえ多国間協議が行われても「問題を早期に解決するのはきわめて難しい」と口をそろえる。
●経済制裁
<多国間協議が行き詰まった場合、国連安保理などで対北朝鮮制裁問題が浮上する。米国などが海上封鎖に乗り出す懸念もある>
馬氏は「すでに制裁は一部で始まっている。日本の地方自治体が安全検査などを理由に北朝鮮の船の入港を拒否している」と指摘する。
その上で「中国は朝鮮半島の非核化を主張している。北朝鮮が核を所有するなら、中国が安保理の制裁決議に拒否権を使わず、棄権に回る可能性もある」と示唆する。
一方、閻氏は「北朝鮮は制裁を宣戦布告とみなすと言っている。したがって、制裁を行う場合は、戦争の準備もしなければならない。中国は平和解決を促しており、国連の制裁決議に同意しない」と見る。
馬氏は、中国が北朝鮮の最大の援助国だと認めた上で「制裁が始まると、北朝鮮の能力では持ちこたえられないだろう」という。しかし、朴氏は「民間企業や個人の往来を止めることはできない。制裁は成功しない」と反論する。
●武力行使
<制裁がうまく進まず、北朝鮮が核開発にこだわり続けた場合、米国による武力行使の可能性も浮上しかねない>
閻氏は「いまの状況が続けば、04年後半か05年に米国が北朝鮮に対する限定攻撃に踏み切る可能性がある」と指摘する。「ブッシュ大統領の選挙運動がうまくいかなければ、攻撃を早めるかもしれない」
馬氏は「米国が北朝鮮の核施設をピンポイント攻撃した場合、軍事行動は瞬時に終わる。北朝鮮軍は動かないと思う」という。閻氏も「いまの北朝鮮に大規模な反撃は不可能だろう」と同意する。
一方、朴氏は「米国が限定攻撃を行う可能性があるが、その場合、北朝鮮が反撃して全面戦争に発展する」と警告する。「民族性を考えると、中国がやめろといっても北朝鮮は反撃するだろう」
(next)
http://www.mainichi.co.jp/asia/index.html
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.