豆満江の北②
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/07/05 05:40 投稿番号: [76958 / 232612]
>一方、中国北京共産党政府が北朝鮮問題で米国に追随できないのはめいはくです。なぜなら国家の一部が崩壊するほどの危機ですから。東北三省(旧満州)が危ないからです。
東北三省における他の民族ですが、モンゴル族、それに満州族(昔の女真族)かと思います。満州族は歴史的に他の周辺民族と同じように、清の時代に「大中国」に飲み込まれてしまったのではないかと思います。清の時代に満州は聖地扱いだったらしいですが、漢族は大幅に進出しています。清末の映画なんか見ますが、どう考えても満州語なるものは出てこないし、単なる儀式・習慣が残っているのみで、現代の中国の中で満州族で満州語話す人は皆無に近いのではないかと思います。
朝鮮族のことに戻って現在の中国内朝鮮族に対する北朝鮮・韓国のプレゼンスはどんなものでしょうか?以下は個人的推測です。
非常に卑近なことですが、北京に行くとヒュンダイの乗用車が走り、韓国の焼肉店が多く、三星電子のネオンなんかが目立ちます。
北朝鮮のものなんて何もないです。みる影もないです。
これが中国における両国のプレゼンスと考えてよいのではないでしょうか。
それがそのまま吉林省−自治県の中核都市延吉に拡大しても良いのではないかと思っています。中国人もその中に住む朝鮮族も両国の状況は自ずと分るというものではないでしょうか。
もう一つ、韓国の高度成長期に農村部での嫁さんをこの朝鮮族から紹介で移住させるというルポ番組がありましたが、韓国に来た延辺育ちの嫁さんが、あまりにも物事を明確に主張するので、旦那は参ったという話があります。つまり中韓国交以来韓国は延辺にもしっかり手足を伸ばしているわけです。(余談ながら完全男女平等で教育された延辺育ちの嫁さんは、韓国という儒教の強い国=もっとも風土に合わないところに来てしまったような気がします)
延辺在住の朝鮮族が北朝鮮のことをどのように考えているか、知りませんが脱北者には同族のよしみということはありますが、それ以上のことはないのではないかと思います(でも実際に現地住民が共同体の中で、祖国である南北両国家を比較してどのように思っているかは興味のあるところです)。
以上のことを考えますと、東北三省にはそれほど危険なムードはないと思います。東北三省に独立・分離のメリットはどれほどあるか疑問です。しかしながら、結論は概ね同じ所にたどりつくようです。
↓
仮に韓国による統一、あるいは自由主義的国家が北朝鮮にできれば、豆満江をはさんでのハングル語を話す朝鮮族になるわけで、軍事的な脅威とかは別にして中国からすれば“得たいの知れぬ者・物”がどんどん侵入することになり、他の国境とはまた別の新しい問題が発生するのではないかと思います。
数年前までは全く知られなかった豆満江は、今は熱くなっているようです。将来はさらに熱くなるかも知れませんね。
最後に、金正日の訪韓&南北統一宣言の噂があるとのこと。
なかなか面白いです。
彼はどうような面でやってくるのか、昨年の小泉訪朝の時もそうだったですが、「最初は希望に満ちて、後は徐々に失望が・・・」というのも、北朝鮮の外交の特徴とか、もし実現してもそのようなことになるような気がします。
東北三省における他の民族ですが、モンゴル族、それに満州族(昔の女真族)かと思います。満州族は歴史的に他の周辺民族と同じように、清の時代に「大中国」に飲み込まれてしまったのではないかと思います。清の時代に満州は聖地扱いだったらしいですが、漢族は大幅に進出しています。清末の映画なんか見ますが、どう考えても満州語なるものは出てこないし、単なる儀式・習慣が残っているのみで、現代の中国の中で満州族で満州語話す人は皆無に近いのではないかと思います。
朝鮮族のことに戻って現在の中国内朝鮮族に対する北朝鮮・韓国のプレゼンスはどんなものでしょうか?以下は個人的推測です。
非常に卑近なことですが、北京に行くとヒュンダイの乗用車が走り、韓国の焼肉店が多く、三星電子のネオンなんかが目立ちます。
北朝鮮のものなんて何もないです。みる影もないです。
これが中国における両国のプレゼンスと考えてよいのではないでしょうか。
それがそのまま吉林省−自治県の中核都市延吉に拡大しても良いのではないかと思っています。中国人もその中に住む朝鮮族も両国の状況は自ずと分るというものではないでしょうか。
もう一つ、韓国の高度成長期に農村部での嫁さんをこの朝鮮族から紹介で移住させるというルポ番組がありましたが、韓国に来た延辺育ちの嫁さんが、あまりにも物事を明確に主張するので、旦那は参ったという話があります。つまり中韓国交以来韓国は延辺にもしっかり手足を伸ばしているわけです。(余談ながら完全男女平等で教育された延辺育ちの嫁さんは、韓国という儒教の強い国=もっとも風土に合わないところに来てしまったような気がします)
延辺在住の朝鮮族が北朝鮮のことをどのように考えているか、知りませんが脱北者には同族のよしみということはありますが、それ以上のことはないのではないかと思います(でも実際に現地住民が共同体の中で、祖国である南北両国家を比較してどのように思っているかは興味のあるところです)。
以上のことを考えますと、東北三省にはそれほど危険なムードはないと思います。東北三省に独立・分離のメリットはどれほどあるか疑問です。しかしながら、結論は概ね同じ所にたどりつくようです。
↓
仮に韓国による統一、あるいは自由主義的国家が北朝鮮にできれば、豆満江をはさんでのハングル語を話す朝鮮族になるわけで、軍事的な脅威とかは別にして中国からすれば“得たいの知れぬ者・物”がどんどん侵入することになり、他の国境とはまた別の新しい問題が発生するのではないかと思います。
数年前までは全く知られなかった豆満江は、今は熱くなっているようです。将来はさらに熱くなるかも知れませんね。
最後に、金正日の訪韓&南北統一宣言の噂があるとのこと。
なかなか面白いです。
彼はどうような面でやってくるのか、昨年の小泉訪朝の時もそうだったですが、「最初は希望に満ちて、後は徐々に失望が・・・」というのも、北朝鮮の外交の特徴とか、もし実現してもそのようなことになるような気がします。
これは メッセージ 76957 (sofiansky2003 さん)への返信です.