>>黄長(火華)の訪日を実現しよう
投稿者: rachi_yamero 投稿日時: 2003/07/05 01:44 投稿番号: [76951 / 232612]
>>もともと彼は地主出身であったが・・・
これはいわゆる三階層五十一成分と関係があります。
地主は三階層五十一成分の最低に位置し、従って最もひどい罵倒になるわけです。
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金日成政権は誕生の時から順調であったわけではなく、その歴史は反体制派による執拗な反金日成抵抗運動とそれに対する粛清の繰り返しであった。抵抗運動に手を焼いた金日成政権は、反体制派を根絶するために、1958年5月30日に緊急招集した朝鮮労働党常務委員会で「反革命分子との闘争を全党的、全人民的運動として展開することについて」を決議する。
この決議に基づいて、1958年から60年まで「中央党集中事業」が展開される。この「事業」は、韓国との戦争が生じた場合を想定し、人民を「核心階層」(味方で信頼できる)、「動揺階層」(敵・味方の区別がつかない)、「敵対階層」(敵になる可能性が大きい)の三階層に分類しようとするものであった。この調査は峻烈をきわめ、約一万五千世帯、七万人が不純分子の烙印を押されて山間奥地や僻地に強制移住させられ、六千人以上が「反革命」「反党」の烙印のもとに人民裁判にかけられ処刑された。
核心階層とは金日成体制を支持する忠誠階層であり、平壌市民のほとんどはこの階層に属しているといわれる。彼らは文化的・経済的恩恵を受けており、食糧危機が伝えられる北朝鮮にあっても一日650〜700グラムの米と雑穀が配給される、別名「トマト階層」(皮も中身も赤い)とも呼ばれる特権階級である。この核心階層は、国民全体の約30%といわれている。
核心階層とほぼ同数の約30%を占める敵対階層は「ブドウ階層」(皮も中身も赤くない)とも呼ばれ、いったん有事(韓国との戦争や国内での反革命暴動など)が生じた際には率先して現政権に背を向けるであろうと考えられる、現体制にもっとも不満を持つとされる階層である。このため彼らは平壌には住めず、地方の炭坑や鉱山地域に居住させられている。
動揺階層はこのふたつのどちらにも属さない「リンゴ階層」(皮は赤いが中身は白く、反動的な要素を持っているが思想改善の可能性がある)で約40%を占めている。
これらの三階層に加えて、1966年4月から翌年3月までの一年間に、いわゆる「住民再登録事業」が行なわれた。この「事業」は、個人個人の家系を三代前まで溯り、全親戚をひとり残らず調査することによって、徹底的に国民の素性を再点検しようとするものであった。この調査結果をもとに分類したのが、五十一階級の成分である。
この五十一階級の中でもっとも成分がよいとされるのは、金日成主席とともに抗日パルチザンとして闘った部下で、次は共産主義闘争に携わってきた人、第三が労働者、第四が貧農の小作人の順であり、逆にもっともよくない成分は地主(51番目)で、次いで資本家(50)、富農(49)、中農(48)、越南者(韓国に逃亡した者)の家族(47)、処刑者の家族(46)、キリスト教者(45)の順になっており、それ以外には、日本統治時代に区長以上だった親日派(38)、海外僑胞の家族(28)、酌婦・妓生(25)、在日僑胞(24)などの成分がある。
これらの階層・成分によって、北朝鮮国民は生まれながらにして居住地・職業・教育・結婚・社会福祉・食糧配給などが決められてしまう。核心階層と敵対階層の男女が恋仲になっても、労働党がそれを許可しないので、結婚までこぎつけるのは至難の業である。
(宮塚利雄著 「北朝鮮観光」1992年刊 から)
これはいわゆる三階層五十一成分と関係があります。
地主は三階層五十一成分の最低に位置し、従って最もひどい罵倒になるわけです。
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金日成政権は誕生の時から順調であったわけではなく、その歴史は反体制派による執拗な反金日成抵抗運動とそれに対する粛清の繰り返しであった。抵抗運動に手を焼いた金日成政権は、反体制派を根絶するために、1958年5月30日に緊急招集した朝鮮労働党常務委員会で「反革命分子との闘争を全党的、全人民的運動として展開することについて」を決議する。
この決議に基づいて、1958年から60年まで「中央党集中事業」が展開される。この「事業」は、韓国との戦争が生じた場合を想定し、人民を「核心階層」(味方で信頼できる)、「動揺階層」(敵・味方の区別がつかない)、「敵対階層」(敵になる可能性が大きい)の三階層に分類しようとするものであった。この調査は峻烈をきわめ、約一万五千世帯、七万人が不純分子の烙印を押されて山間奥地や僻地に強制移住させられ、六千人以上が「反革命」「反党」の烙印のもとに人民裁判にかけられ処刑された。
核心階層とは金日成体制を支持する忠誠階層であり、平壌市民のほとんどはこの階層に属しているといわれる。彼らは文化的・経済的恩恵を受けており、食糧危機が伝えられる北朝鮮にあっても一日650〜700グラムの米と雑穀が配給される、別名「トマト階層」(皮も中身も赤い)とも呼ばれる特権階級である。この核心階層は、国民全体の約30%といわれている。
核心階層とほぼ同数の約30%を占める敵対階層は「ブドウ階層」(皮も中身も赤くない)とも呼ばれ、いったん有事(韓国との戦争や国内での反革命暴動など)が生じた際には率先して現政権に背を向けるであろうと考えられる、現体制にもっとも不満を持つとされる階層である。このため彼らは平壌には住めず、地方の炭坑や鉱山地域に居住させられている。
動揺階層はこのふたつのどちらにも属さない「リンゴ階層」(皮は赤いが中身は白く、反動的な要素を持っているが思想改善の可能性がある)で約40%を占めている。
これらの三階層に加えて、1966年4月から翌年3月までの一年間に、いわゆる「住民再登録事業」が行なわれた。この「事業」は、個人個人の家系を三代前まで溯り、全親戚をひとり残らず調査することによって、徹底的に国民の素性を再点検しようとするものであった。この調査結果をもとに分類したのが、五十一階級の成分である。
この五十一階級の中でもっとも成分がよいとされるのは、金日成主席とともに抗日パルチザンとして闘った部下で、次は共産主義闘争に携わってきた人、第三が労働者、第四が貧農の小作人の順であり、逆にもっともよくない成分は地主(51番目)で、次いで資本家(50)、富農(49)、中農(48)、越南者(韓国に逃亡した者)の家族(47)、処刑者の家族(46)、キリスト教者(45)の順になっており、それ以外には、日本統治時代に区長以上だった親日派(38)、海外僑胞の家族(28)、酌婦・妓生(25)、在日僑胞(24)などの成分がある。
これらの階層・成分によって、北朝鮮国民は生まれながらにして居住地・職業・教育・結婚・社会福祉・食糧配給などが決められてしまう。核心階層と敵対階層の男女が恋仲になっても、労働党がそれを許可しないので、結婚までこぎつけるのは至難の業である。
(宮塚利雄著 「北朝鮮観光」1992年刊 から)
これは メッセージ 76708 (yukiyuki022 さん)への返信です.