Iraqの現実 1
投稿者: east_jungle3 投稿日時: 2003/06/16 08:43 投稿番号: [74366 / 232612]
組織的略奪と放火 E-mailよりC&P
イラクの人々が特にショックをうけたのは、狼藉者がインフラと文化を破壊することである。 数多くの普通の市民が詳細に語ったことはどれも似ていて、どこかに現実にあったことを示唆しているとしか考えようがない。少なくとも次の点は大多数の人々が確信していることであり、これが今後占領軍と住民の関係に何らかの形で影響すると思われる。
1:略奪は組織的である
旧政府の施設はどこの地区でも完全に略奪された。中の設備は運び去られ、破壊された。そうなったのは、
石油省以外のすべての省庁、
15の大学(唯一の例外は米軍が宿泊しているバグダット大学のキャンパス)、
博物館(世界的に有名なイラク博物館も含む)、図書館、資料館、芸術・文化センター、- 病院、倉庫、銀行、
旧政府関係者の住居、
ホテル (例えば Rasheed, Melia Mansour, Babil),
その他の個々の施設、例えばドイツ大使館、フランス文化研究所、中国大使公邸、国連施設等
2:略奪はそそのかされたか、少なくとも黙認されたもの
多くの人々は、米軍兵士にとめてくれるように懇願したが、効果がなかったと、私に語った。パレスタイン・ホテルにいる司令官に、例えば国連職員が国連施設を守ってくれるように依頼した場合も、聞き届けられなかったという。略奪者は許可されていると感じ、ときには誇らしげにテレビカメラの前で略奪品をかつぎ、建物が空っぽになるまで略奪を続けた。貧しい人々も、普通の人も、また身なりのよい人々も略奪するので、貧乏で困ったためだけでなく、怒りや恨みや貪欲からも参加する。略奪品は当日に路上で売られ、冷房装置が5ユーロで売られるなど、安い値段で取引きされる。
略奪がはじまる状況は驚嘆に値する。というのは、米軍兵士が頑丈に閉鎖された建物の門や入り口を壊し、見守る人々に「アリババ、入れ。お前達のものだ」と略奪するようにうながすからである。
この「アリババ」の常套文句は本当に多くの目撃者が何度も聞いたもので、「アリババ」は米兵には略奪するイラク人の代名詞になっているようである。通訳や案内人として米軍を同伴するクウェート人も略奪するようにそそのかすといわれる。
ある人は、兵士が戦車の上に腰掛けてゲラゲラ笑いながら略奪を眺めているのを目撃していたと、何人かのイラク人が私に語った。
ドイツ大使館の破壊については、近所に住む人が語ったところによると(、この人と関係のない別の人も同じことを話したが、)まず米軍が軍用車両で門をこわし、見物人に略奪するようにうながしたという。
工科大学の場合は、米軍が建物の中に最初に入り、コンピューターを開けてハードディスクを確保してから略奪がはじまったと、国連職員が私に語った。
略奪者は盗み、破壊しただけであるが、放火しなかった。その後に、放火する者が現われて、略奪されて空っぽになった建物を次から次へと、ガソリンもしくは可燃性の化学物質を用いて放火する。略奪から放火まで数日あいだを置くのが普通で、略奪された建物の多くが火事になって燃える。(幸いイラク博物館はそうならなかった。)また略奪を受けることなく放火された建物もある。例えば国連関係の会計部があった建物もその例である。火事の犠牲者は紙、書類で、建物は数日間も燃えつづけ崩壊する。
このような放火による火事の結果、旧政府の関係書類はすべて破壊され、行政の仕事はゼロからはじめなければいけない。例えば、バグダット市の土地台帳も破壊されたために、所有権を証明することが不可能といわれる。(「国民会議」の)民兵団は、この事情を悪用して、一等地に住んでいた人々を追い出し、現在建物を事務所等に利用している。
略奪は多数の目撃者がいて、その状況が詳しく知られているのに対して、放火は少数の犯行で、正体不明である。略奪をしたのはイラク人で、放火は別の人々の仕業なのであろうか。そう思っている人は少なくない。
イラクの人々が特にショックをうけたのは、狼藉者がインフラと文化を破壊することである。 数多くの普通の市民が詳細に語ったことはどれも似ていて、どこかに現実にあったことを示唆しているとしか考えようがない。少なくとも次の点は大多数の人々が確信していることであり、これが今後占領軍と住民の関係に何らかの形で影響すると思われる。
1:略奪は組織的である
旧政府の施設はどこの地区でも完全に略奪された。中の設備は運び去られ、破壊された。そうなったのは、
石油省以外のすべての省庁、
15の大学(唯一の例外は米軍が宿泊しているバグダット大学のキャンパス)、
博物館(世界的に有名なイラク博物館も含む)、図書館、資料館、芸術・文化センター、- 病院、倉庫、銀行、
旧政府関係者の住居、
ホテル (例えば Rasheed, Melia Mansour, Babil),
その他の個々の施設、例えばドイツ大使館、フランス文化研究所、中国大使公邸、国連施設等
2:略奪はそそのかされたか、少なくとも黙認されたもの
多くの人々は、米軍兵士にとめてくれるように懇願したが、効果がなかったと、私に語った。パレスタイン・ホテルにいる司令官に、例えば国連職員が国連施設を守ってくれるように依頼した場合も、聞き届けられなかったという。略奪者は許可されていると感じ、ときには誇らしげにテレビカメラの前で略奪品をかつぎ、建物が空っぽになるまで略奪を続けた。貧しい人々も、普通の人も、また身なりのよい人々も略奪するので、貧乏で困ったためだけでなく、怒りや恨みや貪欲からも参加する。略奪品は当日に路上で売られ、冷房装置が5ユーロで売られるなど、安い値段で取引きされる。
略奪がはじまる状況は驚嘆に値する。というのは、米軍兵士が頑丈に閉鎖された建物の門や入り口を壊し、見守る人々に「アリババ、入れ。お前達のものだ」と略奪するようにうながすからである。
この「アリババ」の常套文句は本当に多くの目撃者が何度も聞いたもので、「アリババ」は米兵には略奪するイラク人の代名詞になっているようである。通訳や案内人として米軍を同伴するクウェート人も略奪するようにそそのかすといわれる。
ある人は、兵士が戦車の上に腰掛けてゲラゲラ笑いながら略奪を眺めているのを目撃していたと、何人かのイラク人が私に語った。
ドイツ大使館の破壊については、近所に住む人が語ったところによると(、この人と関係のない別の人も同じことを話したが、)まず米軍が軍用車両で門をこわし、見物人に略奪するようにうながしたという。
工科大学の場合は、米軍が建物の中に最初に入り、コンピューターを開けてハードディスクを確保してから略奪がはじまったと、国連職員が私に語った。
略奪者は盗み、破壊しただけであるが、放火しなかった。その後に、放火する者が現われて、略奪されて空っぽになった建物を次から次へと、ガソリンもしくは可燃性の化学物質を用いて放火する。略奪から放火まで数日あいだを置くのが普通で、略奪された建物の多くが火事になって燃える。(幸いイラク博物館はそうならなかった。)また略奪を受けることなく放火された建物もある。例えば国連関係の会計部があった建物もその例である。火事の犠牲者は紙、書類で、建物は数日間も燃えつづけ崩壊する。
このような放火による火事の結果、旧政府の関係書類はすべて破壊され、行政の仕事はゼロからはじめなければいけない。例えば、バグダット市の土地台帳も破壊されたために、所有権を証明することが不可能といわれる。(「国民会議」の)民兵団は、この事情を悪用して、一等地に住んでいた人々を追い出し、現在建物を事務所等に利用している。
略奪は多数の目撃者がいて、その状況が詳しく知られているのに対して、放火は少数の犯行で、正体不明である。略奪をしたのはイラク人で、放火は別の人々の仕業なのであろうか。そう思っている人は少なくない。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.